今年のイースターイベントの日記です。
イースターとはイエス・キリストの復活を祝うもので、イースターは、毎年日にちが違います。春分の日のあとにある満月の夜、のあとの日曜日と決められています。これが2012年は4月8日でした。
今年のイースターは私の会社で私が「アメリカン・ママ」と慕っている方のご自宅のパーティーに招待していただいたので、ちょうど日本から来ている両親と一緒に行ってきました。
他には同じ会社で一緒に仕事している駐在員の方々がご家族連れていらしていました。
ところで、会社の現地社員であるアメリカン・ママから私が受ける影響って本当に絶大なんです!!
フィリピーノ・アメリカンの旦那様と3人の男の子のお母さんであり、子育てしながら大学院に通ったり、仕事もすごく出来る方で彼女は私の憧れの存在です。
いつも会社でたくさんお話しするのですが、とても寛大で、思いやりがあってそしてとても美しくて素敵な方です。
私は会社で他の方から「あの子はアメリカン・ママの言うことだけはちゃんと聞く」なんて言われています~(冗談ですけどね!)
前々から両親とアメリカン・ママを会わせたいと思っていたので、今回は絶好のタイミングでした。
いつも会社の家族会は私は独身なので1人で行っていましたが、今日は両親と一緒に行けて嬉しかったです。
マンハッタンからMetro Northに乗って約1時間ほどかかる場所にアメリカン・ママの白亜の御殿があります。ママのご近所さんは有名人や会社の社長など、すごい方ばかりが住んでいます。
両親も初めて見る大豪邸群に驚きを隠せない様子でした。
この日はイースターと言うこともあり、ママが企画されていたのはエッグハウンティングでした。
エッグハウンティングと言うのはプラスチックの卵の中にお菓子が入っていて、たくさんのエッグをお庭に放って、子どもたちがそれを拾って、中身を空けてお菓子をもらうというものです。
たくさん集められた子が勝ちです!広いお庭なので小さい子は大人と一緒にペアになってエッグを探します。
先輩のお子さんを泣かせてしまいました・・・(苦笑)
みんなでエッグの数を数えます。子どもたち大喜びの瞬間です。
ランチも盛りだくさんです。一番左がアメリカン・ママが作ってくれたラザニアです。真ん中と右側が私が作って持って行ったパスタサラダとジェノベーゼパスタです。
会社でお世話になっている先輩たちご一家と一緒に食べました。
ところで会社の家族会は今では慣れたものの、多少なりともプロトコルが存在するものです。
今まで数回参加させてもらって、感じたことは「大人しく、お行儀よくしている」ことでした。(って当たり前ですけどね!)
うちの両親ははしゃぎだすと止まらなくなるので、参加する前は恥をかかないよう随分とプロトコルを教えたものです。
でも一旦大勢のご家族の中に入ってしまえば、うちの両親が一番の年長者なので、「お父さんキャラ」と「お母さんキャラ」を発揮して、すぐに溶け込めていました。これは本当にすごいなと自分の親ながらに思いました。
うちの母は集った奥さまたちと子育ての話や趣味の話などで盛り上がりったり、奥さまからの色々な相談まで乗ったりしていたようです。
先輩の奥さまいわく、「いつも旦那と子ども、あとは同じ年くらいのママ友としか交流がないから、こういう自分のお母さんと同じ年齢の方と話せてとっても落ち着きました!」なんて感謝のお言葉まで頂いて、さらにニューヨークのお土産まで後日いただいてしまい、母にとっては大変楽しい時間のようでした。
駐在員の奥さまはとても優雅なイメージですが、慣れない海外暮らしの中、限られた空間で大変な思いをしている方もいらっしゃるんですね。
海外暮らしはそれぞれのステイタスによって課題も尽きないものです。
そしてうちの父はちょっと無口な人なのですが、私の先輩と気が合ったようで2人でお酒飲みながらしんみりと語っていました。
2人が何か粗相しないか娘としてはそわそわしていましたが、全く心配はいらなかったようで、思い思いにアメリカン・ママの素敵なご自宅でとても楽しくて家族愛を感じられる1日を過ごすことができました。
次回アメリカン・ママのご自宅にお邪魔できるのは真夏だと思います。ママの家には飛び込み台と滑り台がついている大きなプールがあるんです。そこで思いっきり遊んで、夜はご近所の方も来てキャンプファイヤーするのが、毎年夏の楽しみです。
# by kanagourmet | 2012-04-29 13:41