~婚活日記⑤~決戦は日曜日

今回の写真は今から7年ほど前にニューヨークの北部にある農家にホームステイをしていた時のものです。オーガニック野菜を摘んで青空市に売りに行ったり、動物たちと戯れたり、お母さんから料理を教えてもらって過ごしていました(^_^)

さて、こちらが婚活日記、いきなりの最終回となります。前回の婚活日記で運命的な出会いを果たした(と私は思っている)のですが、ここから一気に「結婚」になるわけです。d0235123_00534663.jpg
初めてのお見合いで知り合った人と連絡先の交換をしてからというもの、毎日頻繁すぎるほどの連絡をお互い取るようになり、1回会っただけですが「これは本格的なお付き合いになりそうだわ♥」と思いました。「今度○○に一緒に行こう」とか「今日は○○だった」とか連絡が来るようになり、「そんなの会ってから話せばいいのにー」と思うのですが、ニヤけてすぐに返信してしまう私でした(笑)。

ただ、気になったのが既にほかの3人ともお見合いの予定を入れているということでした。私は昔から「この人がいい!」と思ったら脇目もふらない人なので、お会いしてもお断りになってしまうのは必然の結果でした。しかしながらキャンセルポリシーを見るともう時すでに遅しで、キャンセルが出来なかったので、1回目の方に相談をしたら、実は彼も同じようにお見合いの予定を前々から入れてしまっていたようで、こうしてガッツを入れて婚活している場合はお互い1次面接の予定をたくさん入れてしまい、肝心な2次面接の予定を入れられないということもあるのだと思いました。

そういうわけでお相手にはとても悪いのですが、やり過ごさなければいけない1次面接を3回受けました。正直思ったのはとても良いな、相性が合うかもしれないと思った方もいたのですが、これはタイミングとも言うのでしょうか、私はどうしても1回目の方が忘れられず、面接中もその人のことを考えてしまうことすらありました。
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10月第3週目の日曜日。

これが私にとって運命の日となったわけですが、いよいよ2次面接およびロールプレイングの日がやってきました。
お相手に面接会場として指定されたのは、表参道のブティックでした。

何故かというとその人はファッションが最も深入りしている趣味であるため、よく行くお店に一緒に行って、自分に合った洋服を一緒に選んで欲しいというものでした。なかなか難易度が高い課題です。
というのも買い物中に2人の相性、そして私のセンス、さらに彼が昔から親しんでいる店員さんたちとのコミュニケーションまで問われると思ったからです。さらに微妙な距離感もどうしたらいいのかわかりませんでした。真剣な私は2次面接の前日夜も先人たちの婚活ブログを読み、イメトレをしたり、前回の面接では伝えきれなかったことをレビューして、当日を迎えました。

出来るだけ長く一緒に過ごしましょうということで、指定された待ち合わせ時間は朝の10時で、カフェでのお茶から2次面接はスタートしました。1週間の過ごし方から仕事の内容を中心に話し合い、彼は自分の携帯電話内にあるスケジュールを全部見せてくれて(もちろん頼んでいないのに)、1つ1つ予定を丁寧に説明してくれたのが印象的でした。d0235123_00535336.jpg
そして彼の行きつけのブティックでは店員さんたちと談笑も交えながら、楽しく買い物をして、上機嫌になった彼はお財布の紐が緩んでいるようでした。
こうして2次選考は時間の経過を忘れ、さらにそれが面接であるということ自体も次第に忘れて、自然な笑顔で笑い合う2人でした。

突然、その時は訪れました。
ランチを食べ終わったときのこと、彼が「あの、私は私はかなこさんの希望にかなっているでしょうか」と言ったので、私はすかざず「そんな質問なんて・・・言うまでもなくもちろんです!それより私のほうがこんなでいいのでしょうか。」と言ったら、「もちろんです。それであればもう結婚に向けて真剣に話を進めましょう。私は1年間かけて今まで何人ともお見合いをしてきたけれどあなたを上回る人は今までいなかったし、これからも絶対現れません。もう他の人とお見合いをして欲しくないです。」とストレートに言われ、私はあまりに突然過ぎたのであっけにとられてしまいました。

その時時間は15時過ぎでしたが、買い物という用事が終了してもお互いまだ帰るという雰囲気では全くなく、その後の過ごし方として彼から提案されたのは、なんと彼の実家で夕飯を一緒に食べるということでした!!
お見合いにおいてお相手の両親に会う=明らかに結婚です。
私はこんなに早く物事が展開してしまうなんて全く思ってもおらず、そんな準備もしていなかったのですが、着の身着のまま表参道から車で30分ほどのところにある彼の実家に行くことになりました。
彼は電話で「かなこさん今日連れて行くから」とお母さんに電話していていました。d0235123_00535979.jpg
成人男女の自由意思で結婚が決められるこの時代、この時点でほぼ結婚は決まりです。私は自分はもう結婚は絶対に無理だと諦めて、ずっと自分の人生を悲観していたわけですが、こんなところで大逆転が待っていたのだと思いました。

恐る恐るお邪魔した彼の実家は都内ですが緑に囲まれた閑静な住宅街にあり、お父さんとお母さんが笑顔で待っていてくれました。このシチュエーション、あまりにいきなり過ぎて誰でも超緊張しますよね!?そのため私は顔がこわばるばかりでした。
家に入るなり彼は私に、「これでうがいをして」とコップを渡してきたので、いつもどおりうがいをしたら心穏やかではなかったためか、なんとうがい薬が鼻から出てきてしまいました(>_<)超痛かったです(笑)。
「あー大変!」と彼を呼ぶと、私の様子を見て彼が笑っていました。「母さん、かなこさんが大変!タオル持ってきて」なんて言っていて、初対面早々とんだ大失態をしてしまったのでした。

不幸中の幸いかこれがアイスブレイクとなって、緊張でこわばっていた中、随分と打ち解けることができて、夕食をご馳走になったあとは楽しく4人で談笑となりました。なんだか私はご両親とお話しているととても自分が落ち着くなという不思議な感覚を感じ、初対面な感じがしないと思いました。
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帰り道、私の家まで送ってもらっている途中に改めて彼からプロポーズされました。
いきなりですが、ついに待ちに待った瞬間が来た!という感じでした。
「会って2回目とか時間の長さは私たち2人がきちんと向き合っているのでこの際関係ないと思います。結婚相手は自分の人生の半分を占めるくらい重要だと思いますが、私はかなこさんに自分の人生の半分を掛けたいです。」と言われ、返す言葉がなくなってしまったのを今でも鮮明に覚えています。

(かなこ、心の声)「この人、大丈夫かな、超強引(笑)」

帰宅してからはすぐ母に電話しました。今日の出来事を全部話すと、「どうしちゃったの!?あんたいい加減に目を覚ましなさい!病院に行きなさい!」と言われてしまい、どうやら母は私が完全に頭がおかしくなってしまい(先日までメンタルだったというのもあり)、とうとう虚言癖まで現れてきてしまったのだとひどく心配されてしまいました。
(まぁ、あまりに突然過ぎて聞いている方にそう思われても何の不思議もないことだとは冷静には思います・・・)

その日の夜私は1日を振り返り、「決戦の日曜日」だったと思いました。
そしてベットに入りながら「今まで何だったんだろう!!??」ということをひたすら考えました。
というのも、今まで頑張ってモテると雑誌で出ていた服を着たり、ノリ良くしたり、男性にウケるように色々努力は自分なりにしてきたものの、全く効果は現れず、本気で非モテ街道まっしぐらでした。ずっと悩んでいました。
それなのに、最後の頼みの綱として結婚相談所に入会したら、こんなにも早く自分が願っていたような結婚がタナボタのように手に入るなんて思ってもみませんでした。結婚相談所に自分の運命を託し、お見合いでは自己分析をしっかりして、自分を正当な形で知ってもらえるよう、まるで就活のように取り組んだ結果なのでしょうか!?

別れを告げようとしている独身生活での出来事が走馬灯のように頭を駆け巡り、さらに彼との結婚生活!?を考えると、全く眠れず、今日1日は夢の中での出来事だったのではないかと何度も自分に「これは夢じゃないよね」と問いかけてしまうのでした。

というわけで、こんなふうに私たちは電撃婚へと突き進んでいくのでした。もうこれからは結婚相手を見つける必要はなくなったため、次回の日記からは無事嫁になれるまでの道のりを綴った「嫁活日記」を数回に分けてアップしていきたいと思います。
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by kanagourmet | 2017-02-12 01:16 | 婚活