京都忘年会旅行 その1

更新が遅れてしまいましたが、12月初旬に京都旅行に行ってきました。
毎年家族の忘年会としてレストランでディナーをしていたのですが、2014年ばかりは旅先で忘年会を開催しようということで、全員一致で京都に行くことにしました。

京都初日、あいにくの大雨に見舞われてしまいました。
張り切って寺院巡りをするはずが寒さと移動の疲れ(東京から京都まで車)もあり、スロースタートとなりました。

まずはじめににしんそばをいただいて、体を温めます。
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にしんの甘露煮を口に含みながら素材の味を引き立てる薄色仕上げの出汁をすすれば、否応無しにもここが京都であることを実感します。

軒先でうなぎの蒲焼を焼いているお店も。一般的に土用の鰻などといって夏に食べるものと思われていますが、冬から春の鰻も脂が乗って美味であるとのことです。炭火の上に落ちるうなぎの油が蒲焼のタレと絡んで何とも香ばしい香りで旅人たちを引きつけます。
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関西は商人の町で、腹を割って話をしましょうと言う意味でうなぎは腹開き。それに対し関東は武家社会で腹開きは切腹につながると言われ背開きだそうです。興味深い謂れですね。

それから、伏見稲荷に行きました。
ここはTripadvisorにて外国人が選ぶ日本で1番人気の観光名所とのことで、正直なところ日本人より外国人の方が多い気がします。
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行ってみて納得です。よくテレビ等で観る千本鳥居は圧巻で、前に立つと非常に神秘さを感じます。朱色の鳥居のトンネルは荘厳な神の国へと続く回廊のように外国人の目には映るのでしょうか。
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ちなみにこの伏見稲荷は全国にある稲荷神社の総本宮で本殿や鳥居などに塗られている朱色は、魔力・邪気に対抗する色・権威の象徴を意味し、稲荷大神さまの力・ご神徳を表す色とされています。

幸せ祈願に・・・
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12月第1週目までは京都も紅葉で色づいています。
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見ているだけでおめでたい気分になれます。私も一緒に招こうかしら・・・!?
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大輪の傘の花が咲く伏見稲荷を後にして次に向かったのは酒蔵です。

伏見は、かつて“伏水”とも書かれていたほどに、質の高い伏流水が豊富な地で「日本名水百選」にも選ばれています。山麓で湧き出た天然の良水をもとにこの地で酒造りが始まったのは今から遡ること17世紀の安土桃山時代です。江戸時代には京都と大阪を結ぶ淀川水路の玄関口となり街が発展し、伏見の日本酒が全国的に広まる所以となりました。
それから脈々と現代まで酒造りがこの地で盛んに行われています。
蔵元さんも純米酒にこだわり、独自の製法と酒蔵で唯一無二の日本酒を醸造しています。

はやる気持ちを抑えて、まずは藤岡酒造へ。
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見ての通り日本酒の瓶はワインボトルのようで、 こちらはイタリア・ベネチアのガラス工房の特注だそうでラベルは藍染に箔押しされた布という前代未聞のこだわりようです。

酒蔵に併設された試飲バーでフレッシュな日本酒をいただきます。
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驚いたのが、濁り酒でもすっと喉を通る爽快感あったことです。微発泡酒もあり外見からしてもワインを飲んでいるような錯覚にもなりかねない一品でした。
夜の家族での部屋飲み用に1本購入し、藤岡酒造をあとにしました。

そして次に向かったのは、伏見イチの人気を誇る日本酒屋さん「油長」です。
ここは伏見全蔵元のお酒を常時80種類取り揃えているところで、好みに合わせて3種類を選び、お猪口で試すことができます。(150円~)もし気に入ったお酒があり、じっくりと飲みたい場合にはグラスでも飲むことができます。
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若旦那さんの説明に耳を傾けつつ、おつまみと地酒に酔いしれてしまうのでした。

さて今宵の晩餐は京都のおばんさいをいただきたく、京都中心地から程近い木屋町に行きました。
高瀬川に沿って格式高い割烹と男性向け歓楽店が軒を連ねる様子はいささか異様な光景に見えますが、かつての花街の面影が今に息づいていると思えば合点がいきます。
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年季の入った木造の建物がひしめき合い、夜の色と溶け込んでいる空間を歩いていると不思議と旅行ならではの高揚感を覚えます。

さて、今回の目的の場所は親子3代で営まれている割烹「喜幸」です。京都にせっかく来たのであれば、季節のおばんさいを食してみたいと思っており、地元の方々で賑わうお店を探していて行き着いたのがこちらでした。
年間を通して変わらないメニューは突き出しだけであとはその日の仕入れによって毎日メニューが変わるということです。

わけぎのぬた
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鯖の桜干し(みりん干し)
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季節野菜の炊き合わせ 色を楽しみ、香を食い、あっさりした淡味を深く味わうという和食の醍醐味が三拍子揃っています。
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もともとこの喜幸は65年前に戦後の飢饉の中、高瀬川で獲れた川魚を出すお店として開店したとのことですが、川魚料理は以来変わらずこちらの看板メニューです。
唐揚げを頼んでみました。
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まるで泳いでいるかのようなプレゼンテーションです。
そして悶絶級の美味しさと呼べるかぶら蒸しです。冬の京料理の定番ですね。
蕪の旨みが非常に高い密度で凝縮されており、とろとろの吉野葛と相まって体を芯から温めてくれます。
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南蛮漬けは出す直前に和えているため、揚げたばかりのお魚は香ばしいまま、酢漬けの野菜との食感のコントラストを楽しめるのでした。
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ごちそうさまでした!!大満足でこのお店名のとおり、家族で喜んで幸せな気分に浸ることができました。
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地元の常連のお客様たちも、それぞれの料理に感銘を受けながら、舌鼓を打っていました。

親子3代でお店を切り盛りする様子を常連さんが絵画にしてプレゼントされたそうです。
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何事においても家族っていいなと思えた京都第1日目でした。

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by kanagourmet | 2015-01-03 11:09 | 旅行