北米での和食熱①

最近は以前よりましてアメリカで生活していて和食熱を感じることがとてもあります。さらにトロントに出張していてそれは確信となりました。
海外ですと不思議と「和食≒SUSHI」となります。
アメリカでダイエット&健康食ブームと言われて久しいですが、低カロリーであっさりとしていて、他国の食事と比較すると繊細な味で見た目の美しい和食を嫌いという外国人は見たことないです。

d0235123_14594241.pngJETRO Japanese Restaurant Trend 2010によると、日本食レストランは2005年から2010年にかけて全米で9,128店も増えているそうです。州別にみるとカリフォルニアが一番多いです。それもそのはずで、CA州は面積も広く、Torranceという日本人が多く住む市もあるため、圧倒的に日本食レストランが多いです。Torranceの日本食レストランは調べてみるとこんなにもあります。私も一時期はTorranceに頻繁に出張していたのですが、ここはもう日本の1都1道2府43県ではなく、44県目と言ってもいいほど(Torranceは市ですが、非常に面積が大きいので日本の「県」程度に該当します。)で、毎日和食ばかり食べていました。
そして次に多いのが私が住むニューヨークです。こちらでも日本食レストランが多く、毎日和食だけ食べて過ごすことも可能です。中には日本にあるレストランよりも美味しいと思うところもあります。そして最近感じるのは和食に遭遇するのは何も日本食レストランだけではないということです。特に多いのがフレンチレストランで和食の素材やだしを用いた料理を見かけます。「Shimeji」「Shiitake」「Yuzu」等です。他のアジア料理を考えてみると、中華、韓国、タイ、マレーシア、フィリピンの食材などがフレンチで用いられることはほとんど見たことはないです。これを考えても和食は国際化してきていると言えます。

それではまたこのコラムも長くなりますが、私が遭遇した北米での和食熱を書いていきます。
①アメリカどこの街でもある日本食レストラン
d0235123_1525729.jpg昨年の夏、アメリカ南部を旅行していたのですが、旅したどの街にも日本食レストランがあるのには驚きでした。全て寿司屋ということになっているのですが、寿司以外の和食もメニューにありました。どんな味なのか試してみたくて、チャールストンで韓国人経営の寿司屋に入ってみました。チャールストンはアメリカ南東部にある街ですが、もちろん日本人は1回も見かけたことがありませんでした。それでも和食レストランは5軒ほど見かけました。そして左の写真が出てきた寿司なのですが、日本と引けを取らないくらい美味しかったです。
そして中部のサンタフェにも行ったのですが、こちらは驚くことに日本人経営の寿司屋が2店舗あり、両方行ってみました。正直アメリカ中部の砂漠と山だらけの街まで新鮮な魚介類が運ぶのはとても大変だと思います。それでも最大限の努力をして営業されているのだなと思いました。板前さんとお話しましたが、寿司職人の道30年で、ハワイやカリフォルニア等で働いたあと、まだ日本食レストランがなかったサンタフェでお店を出すことにされたそうです。今はこのお店に修行に来ているアメリカ人が2人もいるとおっしゃっていました。

②シェフ養成学校での経験
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昨年私はシェフ養成学校に通っていたわけですが、そこではフレンチの勉強をしていました。もちろん教科書も全てフレンチに関するもののはずですが、驚いたことにフレンチの教科書の中に唯一SUSHI Bookがありました。授業では参照される程度でしたが、鮮魚の扱い方を授業内で触れました。
和食がInternational Cuisineの一つとして成り立っていることのいい事例だと思いました。
それにしても、この写真のSigel先生はとても厳しいお方で、随分と鍛えられました(^_^;)

③アメリカの"SUSHI"
アメリカで寿司といってもその形態は様々で、江戸前寿司からカリフォルニアロールそしてカップ寿司まであります。
まずはニューヨークの江戸前寿司で一押しなのが、牛若丸です。
先週末、アメリカ人のお友達と暖簾をくぐってきました。
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レストラン内はほとんど外国人の方で、日本人はいても1割程度だったと思います。d0235123_14462669.jpgd0235123_1447373.jpg
あん肝も日本の味そのものでした。味ぽんも特製だそうです。
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鱈の西京焼きも食べました。盛り方が美しいとアメリカ人の友達は喜んでいました。
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こんな本格的な江戸前寿司があると思いきや、寿司が独自の進化を遂げて、"SUSHI"となっている例をいくつも見てきました。
これはカップ寿司です。日本でも最近あるみたいですが、この発想は海外発なので、これは「逆輸入」された例ですね。
Plaza Hotel内のTodd Englishにて
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その②では興味深いトロントでの経験をお伝えします♪

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by kanagourmet | 2013-03-06 02:44