「男がつらいよ」絶望時代の希望の男性学

皆様GWはいかがお過ごしでしょうか?
今回は最近読んだ本をもとにGWのうららかな気候とは相反するようなテーマを取り上げてみたいと思います。

「男性学」というのがあるらしいです。

日本では1980年代後半ぐらいから研究が始まった比較的新しい学問で、女性学とセットなっています。
女性学は女性だからこそ抱えてしまう問題を扱う学問で、典型的な例としては、結婚や妊娠をきっかけにして仕事を辞めてしまうといった問題を扱っています。これと同様に男性学は「男性が男性だからこそ抱えてしまう問題」にアプローチする学問です。

私は旦那d0235123_08181575.pngと毎日色々なことを語り合うのですが、今まで男性とここまで正直に向かい合ったことはなかったので、働き盛りの男性がどんなことに課題を感じたり、考えたりしているのか大体見当はつくものの真意はわかりませんでした。背景を探り、自分なりの考えを持つべく、こんな本を手に取ってみました。
本の帯には「独身プレッシャー」「一家の大黒柱ストレス」「イクメン疲弊」等となんとも痛ましい言葉が並びます(T_T)
女性の人生設計には仕事に加えて結婚や出産などのライフイベントがあり、それらで大きく生き方が変わってきてしまいます。私は現代の女性の生き方は全方位的であることを求められているように思います。仕事も出来て、結婚もし、子育ても家事もきちんとこなしているというような絵に描いたような美しいワーママ像が求められていて、何か欠けているだけで劣等感を感じざるを得ない世の中で、それらの狭間で「生きにくい」と感じる女性が多いのではないかと思います。

対して男性の人生設計は就職、出世、定年退職と仕事を中心に一本道で生きることが世間一般的に良いこととされています。特に日本はこの一本道から何らかの理由で脱落したら復活が出来ない社会で、そこには個性も多様性もなく、そして常に競争が求められ息つく間もなく、男性は長く続くマラソンレースに参加せざるを得ないのです。

私はいつも本を読むときは自分に置き換えながら理解をしていたのですが、今回ばかりは私は男性ではないので、第三者的な見方しかできないと思いながらも、読み進めていきました。

①仕事がつらいd0235123_00295166.jpg
いきなり悲しいデータとなりますが、平成24年版自殺対策白書(内閣府)によると男性の自殺率は女性の2.8倍なのだそうです。そしてその理由は健康問題を除けばほとんどが仕事やお金に関わるものだそうで、このことから男性の人生と仕事の強い結びつきが伺えます。

そして国際労働比較2014(労働政策研究機構)によると週50時間以上働いている男性は日本では38.8%ですが、アメリカでは15.5%で、オランダにいたっては1.1%というデータがあります。世界的にも日本の男性の労働時間が他国と比べていかに長時間であるかが示されていました。
その背景には「働き盛り」や「今が頑張りどき」といった言葉で扇動されて「自己犠牲」が評価される日本の会社組織において、男性たちもそういう風潮に迎合してきたということが挙げられます。しかしながら世界的に見ると超特殊で、日本の男性の生き方の中心は仕事になっています。
2007年問題 団塊の世代が大量退職を向かえる2007年に事業の継続性や技術の伝承に対する危惧という点から2007年問題が注目されましたが、男性学では違う観点で捉えています。それは昭和的男らしさに縛られて、仕事一筋で生きてきた人たちが地域や家庭に戻ってくることで発生する様々な問題に焦点を当てています。仕事中心に構成されていた生き方を再構築出来ずに孤立してしまう男性高齢者が多いことが指摘されています。

②結婚がつらい
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恋愛結婚が一般的である昨今は結婚するためには恋愛をしなければいけなくて、それが若者の義務になっています。(私も相当苦労しました)依然として「男性はリードする側、女性はリードされる側」「恋人がいない=能力が低い」という風潮があるため、幼い頃から競争を宿命づけられてきた男性により深刻な影響を与えているのです。

90年代以降になって恋愛において男性に求められるのは頼りがいだけではなく「やさしさ」も求められるようになりました。本書によると強引と優しさの間を、相手の気持ちを察しながら柔軟に往復できるような男性がモテる時代になったとのことで、こんな器用さまで兼ね備える必要があります。
そしてなかなかご縁がないまま40代を迎えた場合、「本人に何かしらの欠陥があるに違いない」という偏見に苛まれ、恋愛以上に既婚/未婚のステイタスは能力の高低と結び付けられて考えられてしまいます。(これは女性も同じかもしれません。)これは非常に残念なことです。
素直になれない男性たち 男性はなかなか頭を下げることができません。それは男性は見栄っ張りで競争するように育てられてきたため、男性はどのようなことでも人より上回らなければいけないと考える傾向があるからです。謝ったらなんとなく女性に負けた気がするという見栄の問題が男女間にも生じています。

男性の生きづらさの正体をまとめた本書はこの他にも様々な問題を取り上げていますが、書面の関係上、私は仕事と結婚における男性のジレンマを挙げました。

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私がこの本を読んでいる間、脳裏に流れていたのはSMAPの「世界に一つだけの花」でした。
一人一人違う種を持っているので、その花を咲かせることに一生懸命になればいいのに・・・と思います。けれども実際、現実に目を移してみるとそう言えない事情がそれぞれありますよね。


ちょうど今週、GW前に会社の女性の先輩とランチしながら話していた話題が、「夫が家事と育児をしない!」ということでした。どうやったらやってもらうのかという押し問答が永遠に続くという話で、我が家もまさに該当すると思いました。(もともと私が家事を引き受けるということで結婚はしていますが、少しは手伝ってもらいたいなという気持ちもあったりします(^_^;))
ただ、①で書いたように男性も競争社会で揉まれながらプライドと志を高く持って働いていることを考えると、主婦の延長線上で働いている私としては、多くを望むのは可哀想なのではないかと思いました。
女性は仕事も出来て、結婚もし、子育ても家事もきちんとこなしているというような完璧を求められる昨今ですが、男性側も仕事もして、家事も行い、イクメンで・・・という完璧像を求められ、生きにくさを感じているのだと思いました。

②については婚活している時に、私はいかに男性の買い手市場であるかということを痛感していたため、「男性はいいよな」と思っていたのですが、男性としてのステレオタイプに当てはめられて自分らしさを押し殺している男性もいるのだと実感しました。確かに女性は理想の男性像を描きすぎて、実際の男性に多くを求め過ぎかもしれません。

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本書を読んで私が男性の生きにくさの根本にあると思ったことは2点あります。
まず1点目が日本は特に社会的流動性が低いことです。「社会のレール」というものがあって、基本的にそこから1度でも外れたらもう戻ることはできません。そして社会的な層が固定されてしまいます。男性の人生は女性と比較して特に人生と仕事の結び付きが強いため、40年間休むことなく働かなければいけないという呪縛とも言えるものを持っていると思いました。

少し立ち止まる勇気というのも必要ですし、そうして色々な経験を積んでまた戻ってきた人が活躍できるような土壌が形成されていくべきだと思いました。

2点目は1点目とも関係しますが多様性を認めない社会であることです。
男性で仕事命な人も仕事はルーチンで趣味の世界に生きる人等様々な生き方があってもいいと思います。男性はがむしゃらに働かなければいけないというのは押し付けだと思いました。そういった意味で昨年ころから声高に言われている「働き方改革」は有効な解決策の一つですし、またLGBTの支援活動も性別によるステレオタイプを超えてダイバーシティー的思考を拡大する素晴らしい動きだと思います。

最後に本書で多様性について述べられている箇所で、私がとても心に残った箇所がありました。
それは「自分の中の多様性を認める」ということです。(P207)

様々な個性があるはずなのに、男性だからという理由で自分の生き方を決めつけていないでしょうか。性別の枠にとらわれずに何でもやりたいことをチャレンジしてみるのが大事だと筆者は述べています。
もちろんやり遂げる過程で気が変わっても平気で、何十年に渡って同じ意識と行動を一貫して続けなければならないとしたら人生はとても息苦しいものになってしまいます。
多様性を認めるということは、単に色々な人の価値観を受け入れるということではありません。
自分の中にも多様性は存在しているので、それを無理に男性という1つの形に押し込める必要はないとのことで、これは男性に限らず、女性にも当てはまることだと思いました。

本書を読んで、男性の置かれている立場を理解することが出来たので、仕事に邁進しすぎているうちの旦那に私は少しは優しくなれるかなと思った次第です(^_^)

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# by kanagourmet | 2017-05-04 01:09 | 読書・映画鑑賞 | Comments(0)

カラフルな週末

最近会社帰りで時間があるときは飯田橋から自宅まで歩いて帰っています。
神楽坂周辺の路地を曲がってみると、こじんまりとしていながらも絵になる風景があるので、カメラ片手に観光客のように写真を撮ってしまいます。
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ちょっと、早くない(笑)!?
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ここは日本ではなくて、「パリです」といっても通じるかな!?
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ジャズカフェ
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帰宅するとコンシェルジュデスクには端午の節句に合わせて兜が飾られていました。外国人駐在員が多く住んでいるので、説明文も2カ国ご表記です。そういえばもう5月なんですね。あと2ヶ月で今年も半分を過ぎてしまうかと思うと、本当に早いです。
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土曜日は私が通っているテーブルコーディネイト教室でフラワーアレンジメントのパーティーがあったので、旦那と参加しました。

入口に飾られていた八重桜
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いつもこんな空間でテーブルリネンを先生たちと選んでレッスンを受けています。創造的でとても楽しいです!
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もう、ひまわり!?
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そろそろ次回のレッスンの課題制作に取り掛からないとです。
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パーティーのあとは、丸の内に行って現在三菱一号館美術館で開催中の「ナビ派展」を鑑賞しました。ナビ派とは1890年代にパリで結成された前衛的な芸術家たちのグループで、装飾性と表現性を持った美術と言われていて、中には日本の浮世絵の影響を受けた画家もいました。そのため展示には西洋絵画の屏風などもあり、私からすると奇をてらったような、型破りな美術に思えました。
私はナビ派の中心人物だった、ポール・セリュジエの絵画が前から大好きで、下記写真の「護符(タリスマン)」が鑑賞できたことがとても嬉しかったです。これは森と川を描いた作品なのですが、彼独自の表現性が当時の画家たちから熱烈な支持を得ていたました。
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鑑賞後は雨が降ってきてしまったので、雨宿りに入ったカフェがとても雰囲気がよかったので、そのまま旦那とディナーもして、のんびりと窓の外の雨を眺めながら、静かな土曜日の夜を過ごしました。
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# by kanagourmet | 2017-04-24 01:44 | 日常 | Comments(4)

個人輸入のススメ

※タイトルを「ニューヨークからのお取り寄せ」から「個人輸入のススメ」へと変更し、一部内容を追記しました。追記部分は「4/24追記」と記載しております。

日本にいてもニューヨークにいた時と同じように買い物ができるなんて思ってもいませんでした。
ある日ニューヨークでの買物が懐かしくなり、好きだったブランドのサイトを眺めていたら、なんと日本への配送を行っていることを発見し、それから個人輸入がマイブームとなってしまいました(^_^)

今ちょうど新居づくりをするべく、旦那とインテリアの選別にどっぷりと浸かっているのもあり、アメリカのインテリアブランドから色々購入してみました。

今回の日記は個人輸入について書いてみたいと思います。
私が色々購入してみて、一番オススメできるアメリカのブランドはwest elmです。このお店はモダンな家具や雑貨を販売しているお店で、マンハッタンではアッパーウェストにありますよね。足繁く通っていました。

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オンラインでは大型家具から小物まで、店頭に置いてある商品とは比較できないくらいの商品数から購入することができます。

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日本では柄物のカーペットがなかなか見つかりません。あったとしても驚くような価格なので手が出ません。でもwest elmではこのようなモダンなカーペットが$300程度で手に入ります。

私たちの新居作りはこのブランドをモデルに今も継続中です!
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早速上の写真のカーペット2点と真っ白のベットカバーを買ってみましたが、前者は非常にしっかりとした縫製であり、さらにこのおしゃれなデザインでリビングと旦那の書斎がパッと明るくなりました。後者は素材がオーガニックコットンなのですが、非常に軽く、作りもしっかりしていて寝心地がとても良かったです!

west elmは海外からの購入でもカスタマーセンターの方々が非常に親切で、何かメールで質問しても即日回答なので、距離と時差を感じませんでした。(アメリカでは珍しいほどのお客様第一主義です。爆)

オンラインで日本から購入する方法はwest elmトップページの左上にある「Ship to:」から「Japan」を選び、Updateをクリックすると、すべて日本円での表示となります。それでカートに追加して日本の住所を記入すれば(※)Border Freeというeコマースのサイトに自動接続となり、その会社から航空便で配送になります。商品にもよりますが大体1週間くらいで届きます。

※Border Freeの個人情報入力フォーマットは日本語で書かれているのですが、アメリカで配送手続きを行うことを考えれば名前と住所は英語で書くことをおすすめします。

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そして次にオススメなのが、女子であれば皆大好きなAnthoropologieです。アメリカ各地にあるこのお店は、どこに行っても女子の夢がいっぱい詰まっていますよね★
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とにかく可愛いです!私は特にここの食器が大好きなのですが、国際配送でも重厚に包装されているので、今まで一度も壊れて到着したことはありません。
最近買ったもの&買う予定のもの!
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こちらはオンラインで商品をカートに追加し、住所記入欄で配送先を日本に選択すれば良いです。

あとはアメリカ版ニトリといってもいいくらいなコスパ追求型のBed Bath & Beyondも日本から購入することができます。
ここはオンラインショップにアクセスすれば日本語でアナウンスが出てくるので、驚いてしまいます!

BUYMAのような海外限定モデルなど世界中の商品を購入できるソーシャルショッピングサイトもありますが、あれは確実に洋服&小物類を購入するのに適しています。さらに購入できる商品数も個人輸入するよりも圧倒的に少ないです。インテリアや大型ものを購入する場合は個人輸入しか方法はないと思います。

以上、色々個人輸入をしてみて感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。

【メリット】
・日本にいながらアメリカの家具や生活雑貨、洋服が購入することができる。

・似たものを日本で購入するとしたら、デザイン性の高さや稀少性からかなり高価になってしまうものでもアメリカ価格で購入することができる。

【デメリット】
最終的に個人輸入で支払う総額は商品価格 + 送料 + 関税 + 消費税です。

・配送料がかかる
 これは最も懸念事項でした。目安としては先週リビングに一部だけカーペットを敷きたいと思い、購入したのですが(275cm×182cm、14kg)、大体送料は航空便で3,700円でした。これを高いととるか安いととるかは人それぞれですが、代用がきかないくらい気に入っているのであれば検討の余地はあるかもしれません。
(2017/4/24追記)
多くの場合オンラインで1回でオーダーしても保管倉庫が別々の場所だったり、大きさや重さが違う等で数回に分けて配送されます。その際の配送料は別々に配送されても一括購入で決済した時に確定した金額になります。(当たり前の話ですが、いざその時になると一瞬不安になるものです。何しろ日本の感覚からすると何が起こるか予測すら不可能なアメリカのサービスなので(^_^;))
例えばAとBという商品を一緒に購入して、配送料は2つで7,000円でした。けれどAだけが先に届き、配送料は5,000円でした。Bが届くときまた同じ配送料を払わなければいけないのかと心配になりますが、その心配はなく配送料はその残りの2,000円ということです。

・関税がかかる
関税の計算方法は商品総額 x 軽減税率 (2017年現在60%)x 関税率です。
商品総額の60%に対して関税率がかかり、関税率は商品によって異なります。目安としてこちらをご確認ください。
関税は自動的にオンラインショップで計算されて基本的に商品決済時に送料と一緒に徴収されることが多いです。
(2017/4/24追記)
先に記載のカーペットは商品単価が日本円換算で41,195円だったので関税および税金は4,772円でした。

・サイズに要注意
ご存知のとおりアメリカと日本の単位表記は異なるので、日本表記に換算してから購入しないと、到着してビックリということになってしまいます。

アメリカでの買物が忘れられない!という方は是非試されてみてください。買わなかったとしてもホームページを見ているだけでも楽しいので、覗いてみてくださいね。

拙宅は住人たちは言うまででもないですが、室内までもがアメリカかぶれしてきました(^_^;)

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# by kanagourmet | 2017-04-19 23:36 | 趣味・自己啓発 | Comments(2)

いきなり婚におけるSVR理論

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もう完全に自分とは無関係なのに、結婚してから私は何故だか第三者的に恋愛を読み解くのが好きになってきました(何故だろう?)。本やコラムを読んで自分の経験と照らし合わせながら恋愛や婚活を考えることをよくしています。旦那には恋愛カウンセラーになれと言われています(笑)。

そんな中でとても興味深い恋愛心理学の理論を見つけました。それは1977年にアメリカの心理学者マーンスタインが提唱した「SVR理論」というものです。
婚活の時意識をしないでも実践していたことだと思い、これを読んでいる方々もご自身の経験に当てはめてみるとご納得いただけると思います。

これは結婚に至る男女の心理的変化とプロセスを3段階で表した理論なのですが、SはStimulusで相手の外見的魅力や履歴書に書かれているようなスペック的魅力、VはValueで共通価値観を見出すこと、RはRoleでお互いで役割を見出し分担して行動することで、例えば1人がリードをすればもう1人は従う等の相補的な関係の形成です。出会ってSを感じて、関係を深めていく中でVを認識し、Rを創りだすといったように、SからVを経由してRに行き着くといった順序を持っています。

恋が上手く続かないとか交際相手は出来るけれど結婚に結びつかないというのは、出会ってSは感じられるもののVとRの部分でハードルがあるものと思います。
男女の出会いにはある程度のSが必要になります。やはり何かこれ!と思えるものがないと(例えばときめきなど)、会いたいというモチベーションもなくなってしまいます。ただそれは時が経つにつれ低減していきますので、その時にVやRが重要になっていくということです。

この3段階は時間をかけて徐々に形成される場合もあれば、出会ってすぐに3段階まで完成してしまい、結婚に至る場合もあります。逆に言えばこの3要素がしっかりと出来ていれば時間は関係ないのかもしれません。
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この理論を私たちのいきなり婚に当てはめてみました。
まず、お見合いで知り合った時に私は旦那を見て「何この人!」って思いました。昨年10月当時サーフィンでガン黒&ワイルド系だったのでお見合い写真と別人だったのです。そしてお見合いの最後に握手をした時「この人となら分かり合えるかも知れない」という直感的な感覚が私にとってSです。人によってケースはまちまちで、合コンであれば話した感じの雰囲気とかノリ、外見などになると思います。

そして私はVは今までもこのブログで書いてきたように最低限一致していればいいと思います。細かいところまでこだわることにより、どんどん可能性を自分で狭めてしまうからです。「幸せな家庭を築きたいと考えている」ということが一致していて「借金&ギャンブル、無職、女癖」がないことという基本三原則が確認できればいいと思っています。あとはすり合わせだと思います。
私たちの場合はSがあまりにも強烈だったので、Vはこの三原則が確認出来て、お互いを幸せにしたいという覚悟ができたことでした。Vはこれから2人で創り出すものでもあるので、ポテンシャルを感じられればいいのだと思います。

Rは最も大事なところだと思います。
結婚は毎日がハッピーの連続でラブラブで楽しいことの連続なんておとぎの国の夢物語ではありません。二人で協力して生活を回していくことなので、いかに役割分担をして協力していくかということが大事になります。
私たちの場合は初回のお見合いでプロフィールを基にお互いの情報収集を行い、両親に挨拶に行ったくらいから具体的にこの話を始めました。基本は旦那が大黒柱となり家計を支え、私も働きますが、家事と忙しい旦那の日常のサポートも行うということに決まりました。
婚活では相手が自分に何をしてくれるかということに目が行きがちですが、最も大事なのは相手に自分が何ができるかということとそれによって相手が幸せになれるのかということだと思います。
そしてRの細かい部分については今でも試行錯誤しながら作っていっている途中です。

そしてSVR理論の各段階で共通して大事になるのは自己開示です。自分を表現してSを、VとRは発展してく中で適切な自己開示によって関係が深まるのだと思いました。

私は今までの恋愛を振り返ってみてSVR理論を当てはめてみたら、ほとんどがSのみで私からの一方通行で2人で自己開示が必要なVとRはほとんど築けていなかったことに気がつきました。
SVR理論に恋愛経験を当てはめてみると、いろいろな気づきがあるかもしれません。

さて最近はすっかり春めいてきたので、昨日は旦那と皇居にサイクリングしに出かけました。旦那は忙しくてお休みできる日が月に3日ほどしかない(それ以外の休日は自宅でずっと仕事しています)中の貴重な日だったので、旦那を連れ出してみました(^_^)
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夕方に新宿から四谷に行って、皇居一周して帰りは四谷の中華料理屋でディナーして、1週間の食材の買い物もして帰ってきました。
久しぶりの中華はエビチリが特に美味しくて、あのお店はリピーターになってしまいそうです♪ゆっくり2人で自転車をこいで話したりしながらサイクリングするのがとても楽しかったです。桜もまだ咲いていました!
なんて、どうってことのない当たり前の休日の過ごし方で、特に何かたくさんおしゃべりしたわけでもなくただ一緒にいただけですが、何故か心まで満たされる時間でした。

最近は会社の帰りに趣味でテーブルコーディネイトの教室にも通い始めました。色のコーディネイトの勉強をして、フラワーアレンジメントやセンターピースとのバランスを考えて1つの食卓を作るのが創造力を掻き立てられます。
時々趣味で通ってみようと思います。
私が超基礎クラスで作ったはじめての作品(とは名ばかりですが・・・)。
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春らしい週末、皆様も楽しくお過ごしください!

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# by kanagourmet | 2017-04-16 11:22 | 婚活 | Comments(0)

7年後の真実

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今日ふと思い出したのですが、ニューヨークに上陸してからちょうど7年でした。
月日が経つのは本当に早いと2010年4月に撮影した写真を眺めながらしみじみと思いました。

あの時私は念願の海外勤務が決まって、夢と希望にいっぱいでした(^_^;)恥d0235123_21412704.jpg
そんな時もあったなと、この7年間を振り返って自分が希望していた通りになったこととそうでなかったことを振り返っていました。
言うまでもないことだけれど、前者より後者のほうが圧倒的に多いわけで、私は自分が要領が悪くてさらに人に勘違いされやすいタイプであることが災いして、しなくてもいい苦労までしてしまったなと思うこともありました。
先日ブログの読者さんから「このブログを読んでいて自分と重ね合わせて涙が出てきました」なんてコメントをもらったとき、我ながらそんなこともあったか・・・と過去の出来事を振り返りました。
3年半にわたるニューヨーク生活を終えるとき私が思ったことは、「やっぱり海外に数年いただけでは、頑張ってもその土地に馴染むのはかなり難しいわ、私はやっぱり純日本人だし!ニューヨークでの経験は人生の中で『ひと夏の経験』としておこう」ということでした。

d0235123_21414714.jpgれど日本に帰国して思ったことは、自分が周りから超浮いているということでした。
国内営業の仕事に配属されたということもありましたが、「ニューヨーカー」とか「映画のSex and the Cityの世界から来た人」みたいに思われてしまい、自分もどうしていいかわからなくて人生迷子になってしまいました。
よく夜や週末にニューヨーク時代の友達に会って、この浦島太郎状態をどうしたらいいかと皆で話し合ったものです(^_^;)
帰国子女とか大学がアメリカだったという人はこういう状態に慣れているかと思いますが、20代で初めて一人で海外に出た人は、現地に慣れるのも大変な上、日本に帰国してからも周りとの同調に時間がかかってしまう傾向にあると思いました。
私の周りの友達の90%以上浦島太郎状態を実感していたと思います。

解決策は人それぞれで、帰国してすぐに日本企業に勤務していた人は外資系企業や超スタートアップに転職したり、これをきっかけに起業したりする人もいたし、また社内でチャンスを掴んで他国に駐在する人もいました。大体知り合いの70%くらいの人がこれらの選択をしていたと思います。

「喉元をすぎれば熱さを忘れる」とよく言われますが、私の場合は喉に大きな激熱のたこ焼きが引っかかって中々取り出せないような状況が長引きました。d0235123_21544365.jpg
早く日本に馴染みたいと真剣に思いつつも思うように行かなくて、そんな出来事が積もり積もって私が2016年にメンタルになってしまったのは必然の結果だったと今では思います。(メンタルになった直接的な理由は他にあるのですが)
そしてさらに独身で帰国した妙齢女性に対しても、日本社会の厳しい目のようなものがあるように感じました。エイジレスな街で生きてしまったツケが回ってきたと言えばそれまでですが、仕事をしに数年間日本を離れて帰国したら「イタイ人」みたいな見方もあるんだと思いました。

時々コメントでいただくのですが、どうやって私は帰国後の浦島太郎状態を克服したのかということなのですが、それは「生涯浦島太郎であることを受け入れた」ということになります。
帰国後に多くの出来事を通して実感したことはこういった基本的な日本人の言動から外れている部分は自分の個性としてプライベートで(もちろんこのブログでも(^_^))発揮しようと思いました。直そうと思ってもニューヨークで受けた刺激というのは自分の人生にとって有益すぎるほどのものだったので、それを渡航前の自分に戻すことは不可能です。
そのためそういった個性を発揮できる場所を見つけて、アメリカンスイッチオンの時とオフの時をきっちり分けようと思いました。(これは当たり前のことなのですが、本当の意味で実行することは結構ハードルが高いです!)
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先日は私がニューヨークで働いていた会社でお祝いごとがあったので、久し振りに宴席でお世話になった皆さんにお会いできる機会がありました。懐かしい面々ばかりで、色々な思い出が浮かんできて、2時間の集まりがあっと言う間でした(^_^)おめでとうございます&とても嬉しかったです♪
さらに今は私が既婚となりなかなかニューヨークの友人たちとも夜遅くまで遊んでいられる状況にはないのですが、久し振りにみんなと銀座で再会できる機会もあり、近況報告&恋バナ会(今の私にとっては死語。笑)に参加しました♥

最近「帰国後の人生の波」というのを感じます。帰国後すぐに転職や起業等で人生のハンドルを切る人が多いのですが、それと同じくらいの人数で3年後にまた転機が訪れ人生が変わるということです。数人の友達が長年勤めていた会社を帰国後3年ほどで辞めたり、結婚、転勤等々で動きがありました。
銀座から帰路につくまで、帰国してからの迷走人生を思い出し、私はやっと長いトンネルを抜けられたと思いました。
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# by kanagourmet | 2017-04-02 22:17 | コラム | Comments(2)