通訳ボランティア❤デビュー

前にこちらのブログでやってみたいと書いた、通訳ボランティア。
先週末に初挑戦してみました。

先日、私がやりたいことに近いお仕事に関する通訳の募集要項をネットで見つけて、早速主宰している会社の扉を叩きました。そして面接を受けて、決まった今回のお役目はというとA社が主催する「和食フェスティバル」にて外国人のお客様へ料理の説明をするというものでした。
これからニューヨーク・マンハッタンにに料亭/高級居酒屋を6店舗開店させるというダイナミックな進出を決めた日系食品会社A社が日本在住で情報発信力がある各国大使館員や外国人経営者・起業家向けに六本木で開催したお披露目イベントです。

ボランティアながらパーティー受付兼説明員だったため、この日までの2週間は接客英語の本に載っているフレーズや和食の説明文の暗記に勤しみました。

こんなバッチをつけるのはいささか、不安もありますが・・・(^_^;)
なんでもチャレンジ!!
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土曜日は朝から会場入りして、接客の流れやメニューの確認、ネイティブに発音のチェックなどをしてもらい、準備万端です。
私とペアになったのは日本酒専門の通訳をしているなおみちゃんと職人歴15年の板前さんです。
まずは3人で「わさびのお仕事」をしてアイスブレイクです。3人とも初対面なのに全くそんな感じがしなくて、本当に楽しいひと時でした。
私が感銘を受けたのはなおみちゃんのお話です。
彼女は今から5年ほど前の若干26歳の時に日本酒の海外展開を仕事にしたいと思い、カナダにある酒蔵(北米には現地人が経営する酒蔵があります)に「日本酒留学」をしたそうです。通常なら日本酒を勉強したいと思ったら国内の酒蔵に行きますが、彼女の目の付け所が良いのは敢えて日本酒文化の逆輸入ということで、海外に行ったことだと思います。20代のはじめから日本酒留学を夢見ていたようで、彼女の先見の明には目を見張るものがあります。
カナダでは英語で日本酒醸造を学びさらに海外での日本酒マーケットを十分に勉強をし、帰国後は日本酒メーカーで輸出を担当する傍ら、日本酒を世界の酒とするべく起業に向けて頑張っているとのことです。さらにダブルワークで外国人率が高い日本酒のお店でアルバイトもしているという強者です。
こんな強固な意志を持っているなんて、彼女の華奢でかわいい外見からは想像できません。

実感するのは和の伝統を追求したスキルを持つ方々は総じて英語を話す環境から遠いところにいる場合が多く、せっかくの日本の伝統を海外に向けて発信できる人が極端に少ないということです。例えば会席料理の板前さん×海外人材となると一気に母数が少なくなります。

なおみちゃんは「英語×海外の日本酒マーケットの知識×醸造スキル」という人材として稀有な優位性を自分の選択によって築いている素晴らしい例だと思いました。
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美品としか言い様がない和食を板前さんたちが作ってくださって、私が来場者の方々に説明するのは一苦労でしたが、外国人の方々が喜んで口にしてくれることに(自分が作ったわけではないのに)とても嬉しく思いました。
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こんなとき、ニューヨークで時々同じマンションに住む外国人たちを自宅に呼んで開いていた和食パーティーを思い出します。今私がこうして動いているのはあの時の経験があったからだと思いました。

この日のメニューの中では定番の寿司と刺身が一番人気かと思っていたのですが、意外にも私がヒアリングした中で皆が口々に言っていたのは和牛の美味しさでした。肉はどこでも手に入るものですが和牛の品質の高さは類まれなものなのだそうです。
会場では松阪牛、佐賀牛、仙台牛の食べ比べを行っており、産地と味の違いを説明するのですが、来場者の中では最も重厚な元祖肉としての旨みがある松坂牛に軍配が上がりました。
ちなみに私たち通訳の中では、肉と言われなかったらマグロの大トロと間違えてしまうのではと感想を出たほどの端麗味のある佐賀牛が最も人気でした。
やはり日本人と外国人(特にアメリカ人)の味覚は違うものですね。

ところで心配していた英語は事前の付け焼刃的な学習により口をついて出てくるようになり、自分で言うのも変ですが、在米時より帰国した今の方が断然英語力が伸びていることに気がつきました。(昔が出来なさすぎたというのもあります。)

これは、22ヶ国語を操っていた考古学者であるハイリンヒ・シュリーマンが実践していた語学学習法を試してみた結果であり、本当に簡単なことなので、皆様にもオススメです!
方法は以下のとおりです。

(1)非常に多く音読すること
(2)決して翻訳しないこと
(3)毎日1時間あてること
(4)常に興味ある対象について作文を書くこと
(5)(4)で作成した作文を教師の指導によって訂正すること
(6)前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること

私は色々試してみましたが、音読暗記学習の教材は字幕が正確なCourseraが良いと思いました。

なんて、英語学習のお話に脱線してしまいましたが、非常に自分にとって大きなステップを踏めた1日でした。

閉館時間が過ぎ、片付けを終えたら夜の11時となっていましたが、非常に忙しい1日だったからか、あっと言う間で、まだ夕方くらいの気分でした。
最後には待ちに待ったまかないタイムで、プレゼンテーションされていた和食は5人の通訳たちの胃袋に・・・(^_^)v
西京焼きテイスティングもあったのですが、鰤、鱈、鮭ともに素晴らしい味付けで冷めてもこんなにおいしいのかと頬張りながら感激しました。やはり本物の板前さんが作ってくださる料理は自作のものとは程遠いものです。
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佐賀牛は奪い合いでした(笑)。

帰り道はなおみちゃんや今回仲良くなれた通訳の子達とまたの再会を約束してお別れしました。
自転車で帰宅しながら、楽しすぎて1人でニヤニヤしてしまい、止まりませんでした(笑)。

今年秋のA社様料亭のニューヨーク出店が上手くいきますように心からお祈りしております。
6店舗も出店とのことなので、ニューヨークの和食レストランと言えばA社と言われる日も来るのかもしれませんね。
またお手伝いできたら嬉しいです!

そして英語学習のお話では続きがあります。
その次の日の早朝からは恵比寿でバイリンガルセッションがあって、私も参加してみました。
こちらは雑誌「クーリエ・ジャポン」を元に、感想やテーマを英語でディスカッションする読書会です。TOEIC780点以上が参加条件となっているのですが、「まぁ、ゆるいかんじ」の”Japanglish”の会だろうと思って参加してみたら、ヒドい目にあってしまいました(笑)。
私以外の参加者は生まれも育ちもイギリスで、現在も東京でイギリスの金融機関に勤めているという人や、4年留学経験あり、現在も職場で8割英語という非常に恵まれた環境の方々が多く、「全く歯が立たない」という経験をしました。
こんな美しく流暢な英語を話す日本人はニューヨークでも見たことがないと言えるほどの方々を最低でも5人も見かけた状況でした。
シュリーマン学習法により通訳ボランティアは切り抜けられるものの、まだまだ私の英語学習は道のりが長いことを実感しました。

何事も初体験の週末でした!!

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# by kanagourmet | 2015-02-25 00:04 | 趣味・自己啓発 | Comments(6)

不幸論

1週間のはじめからネガティブなタイトルで失礼します。(内容はポジティブなのでご安心を☆)
先週は幸福論について考えた1週間でした。

d0235123_2211951.jpgいつも私は通勤はラッシュ時を避けているもしくは自転車であるため、先日久しぶりに満員電車に乗る機会がありました。
そして思いました。こうして流されるようにして無名戦士として受動的に生きていて、かつ刹那的に日々を過ごしているとしたら、この中で現在幸せだと思っている人は何人くらいいるんだろうということです。

ここに幸福度に関するデータがあります。
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(出典:国連 World Happiness Report 2013)

1位デンマーク、2位ノルウェー、3位スイスとヨーロッパ勢の幸せレベルが非常に高いです。一方、気になる我が国日本はなんと43位。アメリカは17位、イギリスは22位となっています。他のデータでは日本は先進国中幸福度が最下位というものもありました。(ランキングが全てではないですが!)
そして内閣府のデータによると、日本人の幸福度は他国と比較して特異で、下図にあるとおりアメリカ他先進国は年齢に対しU字曲線を描く(国連の調査でも証明されています)のに対し、日本は年齢と幸福度は反比例するという結果になっています。
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(出典:内閣府 日本人の幸福度に関する分析

日本人の幸福度が低いのは否めない事実かもしれませんが、謙遜する文化を持つお国柄というのも若干関係しているのではないかと思います。
私は海外で生活してみて、日本の素晴らしいところを常々感じていたし、基本的には自分の母国で生活できるということが一番幸福を感じやすいのではないかと思います。

(ニューヨークに住んでいて日本に一時帰国した時にReverse Culture Shockみたいなものを感じた時の日記はこちらです★ 「世界が恋する日本の美徳」

日本人で日本に住めていることは幸せなこと!!と私は声を大きくして言いたいです。
ただ日本に住んでいるだけでは比較対象がないので日本の良さは感じにくいものだと思います。

ところで、今週の読書会は「幸福論」について語り合うことがテーマでした。(なのでこんなことを堂々巡りで考えていました。)
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私が選んだのは世界三大幸福論の1つである「ラッセル 幸福論」です。こちらは20世紀を代表する経験主義思想家の一人、バートランド・ラッセルによる、幸福を獲得するための古典哲学です。
古典が故か若干表現などが理解するのに時間を要し、2部構成の本書のうち1部の「不幸とは」という不幸の定義のみしか1週間で読めませんでした。

簡単に「不幸論の定義」についてご紹介を。
1. 全ての幸福の根源
ラッセルによると幼少期の体験が大きいとのことで、正常な満足を奪われた経験があると大人になってもそれを満たすために躍起になり、一般的に不幸な状況に陥ることが多いとのこと。

2. 競争
「人生コンテスト」で優勝者のみが尊敬を払われることになっているが、成功は幸福の1つの要素でしかない。
(この件を読んでSMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞を思い出してしまいました。)

3. 退屈
退屈に我慢できなくなると、新たな興奮や刺激を求めるが、やがて通常レベルの興奮や刺激では満足できないレベルとなるため、退屈と向き合うことが大切。

4. 疲れ
肉体的と精神的と2通りあるが、精神的疲労は心配から来ている。これは不幸の最も強力な2つの要因のうちの1つである。不幸な人とはその心配を長々と引きずり、四六時中考えている。悩みの原因になっていることがいかにつまらないことであるかを悟ることで随分と心配を減らすことができる。やがて時が経つにつれ後に思い出せなくなるほどになる。

5. 妬み
心配とともに不幸の強力な要因である。妬み深い人は他人に災いを与えたいと思い、妬みによって我が身を不幸にしている。自分が持っているモノから喜びを引き出す代わりに他人が持っているものから苦しみを引き出している。

6. 被害妄想
自分の美点をあまりにも誇張評価することから生じる。現実がどんなに不愉快であってもそれに直面し、自分の生活を築き上げないといけない。

7. 世評に対する怯え
自分の生き方が他人の希望や他人からの目を気にしたものではなく、自身の深い衝動から生まれてくるべきものである。

本書は100年前にイギリスで書かれたものですが、違う時代、異なる国で読んでみても納得できる部分が多く、人間の精神とは普遍的なものであると思いました。

自分の日常レベルで考えてみると、普段友達と話していて「悩みがある(≒不幸である)」という人ほど、現状把握をしたり現状と向き合うことを拒否していることが多いと感じます。
確かに目を反らしてしまいたい事実もあると思うのですが、私は現状把握をして問題の所在を明らかにすることが幸せという名の解決策を導き出せる第一歩だと思います。

先ほどの幸福度調査の話に戻りますが、日本人の幸福度が低い理由の一つとして、「同質性」を求める文化が関係していると私は思います。
ラッセル幸福論の中では「妬み」「被害妄想」「世評に対する怯え」がこれに該当するのですが、「私だけ違うから、周りの人に悪く言われてしまうかもしれない」とか「一緒なはずなのに、なんであの人だけラッキーなの?」と言った具合です。
自分が直面している課題と向き合うことができないから人を羨み、人からの視線を気にしてばかり・・・そして四六時中悩みを抱え八方塞がりとなるというのがこの調査結果を下支えする日本人の精神性なのではないかと思いました。

今週幸福論について考えてみて、私自身の話をすると、私の幸福度は65点くらいだと思いました。高くもないし、特段低いわけでもありません。
残りの35点の理由は自分でもしっかりと認識しているので、100点とまではいかなくても、少しでも高められるようにしたいと思います。

ところでー!今週会社帰りに色々活動をして先週の日記で書いた通訳の(簡単な!)ボランティアが決まりました。履歴書を書いたのが本当に久しぶりで新鮮でした。目標に向かって頑張りたいと思います。

幸福論について語った読書会メンバーの中からは意志を持って目標を意識して日々生活することで幸福度が高まると言っている人もいました。

普段の生活で、「私の幸福度って・・・!?」と考えることは中々なかったですが、幸福度を高められるような経験を積み重ねていきたいと思いました。

☆どの幸福度ランキングでもメキシコの幸福度が高かったのには驚きでした。あんな陽気なマインドも時には必要なものですネ☆
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# by kanagourmet | 2015-02-09 00:18 | 日常 | Comments(2)

34歳、1月の記録

少しご無沙汰しております。
2015年1月も駆け抜けるように過ぎていきました。毎日(特に平日夜間&週末)はやることがいっぱいでこちらのブログのことは常に考えているけれど、中々手付かず状態でした。
こちらの日記で今月読んだ本を振り返りながら1月を振り返ってみたいと思います。
少々長いですが良ければお付き合いくださいませ。

仕事始めは家の裏にある明治神宮を通って会社まで行きました。朝から緑に囲まれ清々しい気分で、1年のお祈りをして会社に向かいました。やっぱりこの地域、大好きです♥
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会社の担当/チーム全員で原宿駅で待ち合わせして、仕事始めの祈願をされている人たちが多くて、素晴らしい習慣だなと思いました。

今年の習慣としてできるだけ読書会に参加しようと決めたので、毎週読書に励んでいます。
読書会の様子
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読書を通じて自分を向上させたいと考えている社会人が集まる会で、毎週考えていることをシェアして、一緒に考えてることで、基本的に会社と家の往復である日常生活に「第三の場所」が生まれます。
読書会のメンバーの方々が大好きなので、ただみんなに会えるだけでも楽しいです♪

d0235123_23144557.jpg新年の私の読書はじめは「古代への情熱」でした。時々再読している大切な本なのですが、考古学者であるシュリーマンの自伝です。絶対に存在しないと言われていた古代ギリシア遺跡を発掘するために自身でビジネスを始め資金を得、さらに猛烈に勉強をし発掘調査上必要となる22か国語もの言語(古代語も含む)を習得して、実際に発掘に成功しました。
目標に向かってストイックに突き進む姿勢から、自分を戒めるとともに、本書内に書かれているシュリーマンの語学勉強法は素晴らしく、私も真似をしてみたら英語力がアップした気になって、夢の中でも英語を話していました。(何て、単純!)
会社を定時退社したあとは、頻繁に丸の内Kitte内にある本屋とカフェが融合した「丸の内リーディングスタイル」に行っています。
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ここでオススメ図書として挙げられていて手に取ったのがこちら!「社畜もフリーも嫌な僕たちが目指す第三の働き方」です。
d0235123_23255972.jpg少々過激的なタイトルですが、本書内ではモジュール型ワーキングが例を挙げながら記載されています。正直なところこれは私が日々考えていることなので、目新しい発見はなかったのですが、逆に言うと自分の思考とここまでぴったり合う本を見たことがなかったので、衝撃でした。ページをめくるたびに、「そうそう、よく言い表してくれました!」という具合です。特に如実に現れていると思ったのが、以下の件です。「働くということは『自分という会社』を経営すること」「1つの会社で働くということは自分会社の下請け会社が1社である状態」「自分会社のポートフォリオを考える」ということでした。
読書会に行くと必ず働き方に関する本を持ってくる人がいる(というより、持ち寄った本のシェアリングから議論の方向は必ず働き方に向かう)のですが、こういった働き方に関する迷いというのは多くの社会人が考えていることなのだと実感します。

ところで1月は女子校時代の幼馴染たちの一時帰国が相次いで、アメリカ(シアトル)やタイ(バンコク)からそれぞれ戻ってきており、彼女たちとの宴が頻繁に開催されました。
シアトル在住のミキは働きながら夜間で心理学の大学院で勉強を始め、アメリカで起業等々の夢を育てています。そしてバンコクのなつこは日本でタイ料理レストランを出すのが夢で、一時帰国の際に1日限定レストランを銀座で開店しました。みんなで集まり、どれも美味しくワインに合う(!)タイ料理に舌鼓を打ちました。
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さらに別の日には同じく幼馴染でイタリアにソムリエ留学していたさっちゃんのイタリアンレストランにみんなで遊びに行きました。よく会っているのにも関わらずよくもここまで話すことが尽きないものです。
最近ドバイの会社に就職したふみこは着の身着のままドバイに飛び立ってしまったし、現地ではヨーロッパ、アジア、中東を行ったり来たりの日々です。あいはこれからフィリピンに行き、それからニューヨークで半年ほど生活するそうです。日本の超古風な女子校で育ったのにも関わらず、みんなすごく国際派で海外で強く生きているので、私もがんばらないと!と思います(*^_^*)

さて、1月の第3週はずっとグーグル社について考えてみました。
d0235123_014950.jpgHow google works」を読みながら、起業家論みたいなものまで考えを巡らしてみました。(詳しい内容はリンクの書評サイトBook Vinegarを見てくださいね♪)
この本を読んで私は仕事の極みとは以下のものだと感じました。
①自主的に取り組める
②成長性が感じられる
③仕事を通じ自分の目的が達成できる
④自分が必要とされていることが感じられる
一言で言えば「楽しい!!」と思えることです。
自問自答してみたけれど、私の中でこの4つとも満たすものがあります。それは確かニューヨーク生活2年目に思いついたビジネスアイディアです。その後ずっと温めてきて、今私はそれを実現しようと思い日々頑張っているわけですが、こういう自分が金銭に関係なく情熱を持てるものが見つかったというだけでも幸せなのかもしれません。

こうして読書に埋もれているうちに、私は34歳になりました。
当日、なんとニューヨークのミキから素晴らしいプレゼントが届きました♥なんとHenri Bendelのエプロンです!!去年ニューヨークで彼女の家で一緒に過ごせて本当に楽しかったです。
ミキもIreneも頻繁に連絡を取っているので、ニューヨークと東京で離れているという感覚にならないです。

大好きなエプロンをつけて、早速料理です♪両親さまからはパールのピアスをいただきました。
ありがとうございます!!

そして今月もたくさん料理を作りました。フレンチであればベシャメルソースをマスターできたのは大きかったです。会社の友達が家に遊びに来たので、カマンベールチーズをプラスして超濃厚なソースを冬の根菜と絡めて、グラタンを♪ そして私のオハコであるタンドリーチキンを焼いて、キャロットラペを付け合せにしました。これがブルゴーニュの白ワインと合うんだわ♪
ある日は牡蠣ご飯、冬野菜の炊き合わせ、鰤大根やかぶら蒸し等々作ってみて、色々な料理をマスターできました。
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今まで自分が経験して得てきたものがいつか融合をして、楽しい世界が開けますように・・・

34歳になって思うこと。
それは自分の年齢を胸張って言えるような人でいたいなということです。
年齢は私が今まで生きてきた年輪だから。

2月は幸福論、タイムマネジメントを主に考え、バイリンガルセッションなるものにも参加しようと思っています(^_^)

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# by kanagourmet | 2015-02-02 01:07 | 日常 | Comments(2)

京都忘年会旅行 その2

深夜まで家族で晩酌しながら思い出話に花を咲かせているというのに、いつもより早く目が覚めてしまうのは旅行の高揚感のせいでしょうか。
慣れない敷ふとんでも心なしか心地よく思えてしまいます。

さて、旅行2日目は京都市街地を遠く離れて、天橋立方面に2時間ほど車を走らせます。
目的地は与謝郡伊根町です。
ここには伊根浦舟屋群として重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている、大変珍しい舟屋があります。この地域は日本で最も美しい村連合にも登録されていて、以前から是非訪れてみたかった場所です。

一見は百聞にしかずということで、まず写真をご覧下さい。
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漁師のご自宅の1階が舟の格納庫や漁具などの物置場として使われており、2階は住居となっています。そして見ての通り海辺ぎりぎりのところに舟屋が軒を連ねています。
この漁港は干満の差が年間で50cmしかない非常に安定した良港であることから、先人たちの知恵により類稀なこの舟屋群が立ち並びました。現在は230軒あるそうです。
昔ながらの漁村を彷彿とされる光景に出会いました。
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舟屋街を歩いていると何人もの写真家たちとすれ違います。写真好きには堪らない絶景スポットがここにはあります。
伊根町唯一の酒蔵を見つけました。向井酒造です。
1754年創業で蔵裏の山からの湧き水と伊根の米でお酒を仕込んでいます。
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こちらでも試飲をさせていただきました。
特筆すべきは写真中央の古代米の日本酒です。全国でも非常に珍しい種類で、古代米(赤米)のポリフェノールからまるでロゼワインのような鮮やかなピンク色をしています。口に含んでみると甘酸っぱさと米の酸味がマッチした新感覚の日本酒であることがわかります。こちらも実家の酒蔵用に数本いただくことに。
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母が蔵元の大変気さくなお母様と話が弾んでしまって、井戸端会議に参加させていただきました。
夏であれば海に浮かぶ最高の居酒屋がオープンするようで、来た時期があと半年遅ければ・・・と後悔をしたものです。
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とにかくこの時期の日本海沿岸地域は0℃に近く、長い間外に出ているのが困難です。
その為私たちは1時間半ほどで、伊根町を後にせざるを得ませんでした。

それからまた車を走らせて、京丹後市に向かいます。
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目的は京都府で5本の指に入ると言われている懐石料亭に行くためです。

縄屋
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ご主人の美意識に忠実に従って仕立てられた店内は凛とした優雅な空間で、奥様に席を通されて一息つくと心はゆったりとしたぬくもりに満たされていくような気がします。

ランチコースを注文しました。
牡蠣の燻製 カワハギジュレ
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生牡蠣ですらあの芳醇な香りですが、さらに燻製にしてジュレ仕立てで程よい酸味が効かせています。最高の酒肴となります。

酒粕の茶碗蒸し セコ蟹餡
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セコ蟹はまさに京丹後名産です。11月6日~12月31日までの2ヶ月弱しか水揚げをしてはいけないというルールがあるため、この時期しか食せない蟹です。最大の魅力は内子と言われる卵巣で、歯ごたえがあり非常に濃厚な味をしています。これが非常に酒粕と極めてよく調和していました。

ツムブリ、ヒラスズキのお刺身
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極色彩のお刺身。野菜はお母様が育てられたものだそうです。

茶色マルハタの汁物
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飾り気はないけれど、出汁が焼き椎茸と相まって実直でホッとする味でした。

外を見ると雪が降ってきました。ピクチャーウィンドーのように大枠に窓がはまっているため、絵画を眺めているような気にもなります。
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さてコースは更に進みます。

鰆の塩焼き
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どの一品も至高の仕上がりですが、敢えてと言うならこちらが一番感動しました。
鰆は冬になると寒流の影響で脂が乗るようで、こってりとした鰆に赤酢で和えたクレソンが添えられていて、このコントラストが非常に印象に残りました。

手打ちそば
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お口直しに、自家製お蕎麦です。

土鍋炊き込みご飯
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炊きたてで湯気がモワモワと立ち上るのを見ると・・・それは「日本人に生まれて良かった!」と思う時です。
豊かなきのこの香りが存分に閉じ込められていました。

デザートはれんこん餅とあずき抹茶ソースでした。
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ねっとりとしたれんこん餅が舌に絡みつきつつも、甘苦い抹茶ソースが後を引く美味しさです。
色艶の良い朱色の漆器に抹茶の色が映えます。

えりすぐりの素材で、味、盛り付け、すべてにこだわり美を追求した縄屋のランチでは3時間も長居をしてしまいましたが、感覚としては知人のご自宅にお招きいただいたような思いで、家族の忘年会にふさわしい悠然たるひと時を過ごすことができました。

2006年の開店ですが、10年足らずで知る人ぞ知る名店になっていることからして、今後のお店の発展が大変楽しみだと思いました。
次回またお会いできることを楽しみに・・・
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# by kanagourmet | 2015-01-10 19:47 | 旅行 | Comments(0)

京都忘年会旅行 その1

更新が遅れてしまいましたが、12月初旬に京都旅行に行ってきました。
毎年家族の忘年会としてレストランでディナーをしていたのですが、2014年ばかりは旅先で忘年会を開催しようということで、全員一致で京都に行くことにしました。

京都初日、あいにくの大雨に見舞われてしまいました。
張り切って寺院巡りをするはずが寒さと移動の疲れ(東京から京都まで車)もあり、スロースタートとなりました。

まずはじめににしんそばをいただいて、体を温めます。
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にしんの甘露煮を口に含みながら素材の味を引き立てる薄色仕上げの出汁をすすれば、否応無しにもここが京都であることを実感します。

軒先でうなぎの蒲焼を焼いているお店も。一般的に土用の鰻などといって夏に食べるものと思われていますが、冬から春の鰻も脂が乗って美味であるとのことです。炭火の上に落ちるうなぎの油が蒲焼のタレと絡んで何とも香ばしい香りで旅人たちを引きつけます。
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関西は商人の町で、腹を割って話をしましょうと言う意味でうなぎは腹開き。それに対し関東は武家社会で腹開きは切腹につながると言われ背開きだそうです。興味深い謂れですね。

それから、伏見稲荷に行きました。
ここはTripadvisorにて外国人が選ぶ日本で1番人気の観光名所とのことで、正直なところ日本人より外国人の方が多い気がします。
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行ってみて納得です。よくテレビ等で観る千本鳥居は圧巻で、前に立つと非常に神秘さを感じます。朱色の鳥居のトンネルは荘厳な神の国へと続く回廊のように外国人の目には映るのでしょうか。
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ちなみにこの伏見稲荷は全国にある稲荷神社の総本宮で本殿や鳥居などに塗られている朱色は、魔力・邪気に対抗する色・権威の象徴を意味し、稲荷大神さまの力・ご神徳を表す色とされています。

幸せ祈願に・・・
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12月第1週目までは京都も紅葉で色づいています。
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見ているだけでおめでたい気分になれます。私も一緒に招こうかしら・・・!?
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大輪の傘の花が咲く伏見稲荷を後にして次に向かったのは酒蔵です。

伏見は、かつて“伏水”とも書かれていたほどに、質の高い伏流水が豊富な地で「日本名水百選」にも選ばれています。山麓で湧き出た天然の良水をもとにこの地で酒造りが始まったのは今から遡ること17世紀の安土桃山時代です。江戸時代には京都と大阪を結ぶ淀川水路の玄関口となり街が発展し、伏見の日本酒が全国的に広まる所以となりました。
それから脈々と現代まで酒造りがこの地で盛んに行われています。
蔵元さんも純米酒にこだわり、独自の製法と酒蔵で唯一無二の日本酒を醸造しています。

はやる気持ちを抑えて、まずは藤岡酒造へ。
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見ての通り日本酒の瓶はワインボトルのようで、 こちらはイタリア・ベネチアのガラス工房の特注だそうでラベルは藍染に箔押しされた布という前代未聞のこだわりようです。

酒蔵に併設された試飲バーでフレッシュな日本酒をいただきます。
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驚いたのが、濁り酒でもすっと喉を通る爽快感あったことです。微発泡酒もあり外見からしてもワインを飲んでいるような錯覚にもなりかねない一品でした。
夜の家族での部屋飲み用に1本購入し、藤岡酒造をあとにしました。

そして次に向かったのは、伏見イチの人気を誇る日本酒屋さん「油長」です。
ここは伏見全蔵元のお酒を常時80種類取り揃えているところで、好みに合わせて3種類を選び、お猪口で試すことができます。(150円~)もし気に入ったお酒があり、じっくりと飲みたい場合にはグラスでも飲むことができます。
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若旦那さんの説明に耳を傾けつつ、おつまみと地酒に酔いしれてしまうのでした。

さて今宵の晩餐は京都のおばんさいをいただきたく、京都中心地から程近い木屋町に行きました。
高瀬川に沿って格式高い割烹と男性向け歓楽店が軒を連ねる様子はいささか異様な光景に見えますが、かつての花街の面影が今に息づいていると思えば合点がいきます。
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年季の入った木造の建物がひしめき合い、夜の色と溶け込んでいる空間を歩いていると不思議と旅行ならではの高揚感を覚えます。

さて、今回の目的の場所は親子3代で営まれている割烹「喜幸」です。京都にせっかく来たのであれば、季節のおばんさいを食してみたいと思っており、地元の方々で賑わうお店を探していて行き着いたのがこちらでした。
年間を通して変わらないメニューは突き出しだけであとはその日の仕入れによって毎日メニューが変わるということです。

わけぎのぬた
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鯖の桜干し(みりん干し)
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季節野菜の炊き合わせ 色を楽しみ、香を食い、あっさりした淡味を深く味わうという和食の醍醐味が三拍子揃っています。
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もともとこの喜幸は65年前に戦後の飢饉の中、高瀬川で獲れた川魚を出すお店として開店したとのことですが、川魚料理は以来変わらずこちらの看板メニューです。
唐揚げを頼んでみました。
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まるで泳いでいるかのようなプレゼンテーションです。
そして悶絶級の美味しさと呼べるかぶら蒸しです。冬の京料理の定番ですね。
蕪の旨みが非常に高い密度で凝縮されており、とろとろの吉野葛と相まって体を芯から温めてくれます。
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南蛮漬けは出す直前に和えているため、揚げたばかりのお魚は香ばしいまま、酢漬けの野菜との食感のコントラストを楽しめるのでした。
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ごちそうさまでした!!大満足でこのお店名のとおり、家族で喜んで幸せな気分に浸ることができました。
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地元の常連のお客様たちも、それぞれの料理に感銘を受けながら、舌鼓を打っていました。

親子3代でお店を切り盛りする様子を常連さんが絵画にしてプレゼントされたそうです。
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何事においても家族っていいなと思えた京都第1日目でした。

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# by kanagourmet | 2015-01-03 11:09 | 旅行 | Comments(0)