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「マギーズ・プラン」夫、「返品計画」の感想

※この記事は映画のネタバレをしています。


交際0日婚は良いようで悪い、悪いようで良いものだと思います。


先日の週末の午後、またいつものように掃除方法をめぐって旦那と痴話喧嘩をして私が瞬間湯沸かし器になりそうだったので、買い物に行くと口実を作って1人で自転車で奥渋(渋谷と代々木上原の間のあたり)まで行きました。週末は2人でいつも一緒にいるのですが、こういう時は数時間でも離れた方が得策です。

ここは独身時代の色々な思い出が詰まった場所です。レストランから雑貨、グローサリーまで、オーナーの個性が光るおしゃれなお店が軒を連ねています。

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特にこの場所で好きなのがUPLINKという30人くらいしか入ることが出来ない極小シアターなのです


ここで全国放映されていない、キラリと光るマニアックな逸品映画をこじんまりと1人で観るのが私の独身時代の密かな趣味でした。


この日観たのは今の自分にピッタリの作品「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」。

夫の「返品計画」を企てた女性の話というのだから笑ってしまいますよね(^_^)

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ニューヨークのダウンタウンを舞台に夫と妻、そして前妻の三角関係を描いた作品です。

一見ドロドロしがちなこのテーマは、ダメダメなんだけどどこか憎めない登場人物たちと美しいニューヨークの冬の描写が背景となり、とても軽やかに描かれていました。

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マギーはニューヨークの大学で美術を教えるアラフォーの講師です。今まで恋人と半年以上続いたことがないという恋愛音痴であるが故、自分には結婚が合わないと諦めています。でもどうしても子供は欲しかったので、大学時代からの男友達である数学者のガイに協力を仰ぎ、試行錯誤して人工的に授かる術を試しています。

そんな時、勤務先の大学で文化人類学者のジョンと知り合います。彼は大学で教える傍ら小説家を目指しており、意気投合したマギーが彼の作品を読んで感想を言い合うことで2人は一気に急接近し、恋が始まります。

ただこの彼は既婚者だったのです。

ジョンはコロンビア大学で学部長を務める超キャリアウーマンの妻ジョーゼットとの関係がうまく行っておらず、子供たちの世話から日常の家事までを1人でこなす主夫の生活に嫌気がさしています。

そこで離婚を決意し、晴れてマギーとジョンは夫婦となるのです。


d0235123_01370909.jpg3年後にお話は移ります。マギーは結婚後すぐに出来た子供と、仕事を辞め小説家を夢見る夫と3人で生活をしていますが、「何かが違う」ということを感じ始めます。家事もこなしながら一家の主として家計を支えるために働き、マギーはとても忙しい毎日を過ごしています。夫は小説を書いてはいるものの空回りしていて、ヒモ夫なわけです。

毎日深刻な喧嘩が絶えず、マギーは「この結婚は失敗だった」と気が付くのです。

そんな中前妻ジョーゼットと夫の間の子供2人の世話を通して前妻とマギーの間に友情が生まれます。マギーはジョーゼットは単なる非常で冷徹なキャリアウーマンではなく本当は夫のことを今でも愛している心優しい人なのだと気が付きます。そして夫も友人として前妻と付き合っていますが、まだ心の底では前妻のことが忘れられていないのだと感じます。

それで思いついたのが前妻に夫を「返品する」計画です。d0235123_01372988.jpg

前妻に計画を打ち明けたところ「調子がいい」と激怒されるのですが、自分の気持ちに正直になり計画に賛成することにします。

そしてマギーは前妻と夫が鉢合わせして、2人が昔を思い出せるような環境を作る計画を練り、実行に移します。

「返品計画」は成功し、夫はマギーに前妻と元に戻りたいと告白します。

物語最後の場面が印象的で、意外な結末で物語は終了します。


マギーはこうしてシングルマザーとなり、結婚と離婚を通して運命は全て受け入れることを誓うことを考えながら娘とブルックリンのプロスペクトパークでアイススケートをしています。

その時ふと気が付くのですが、幼い娘がやたらと数字を覚えるのが得意なのです。

もしかしてそれって・・・!?運命は違う方向に向いていた!と思ったときに、数年前人工的にシングルマザーになる計画に理解して提供してくれた男友達の数学者ガイが前に現れて、事実に気が付くという大波乱の展開で映画は終了します。


d0235123_01373207.jpgこの映画を一言で表すと、「大人になりきれない大人たちの茶番劇」です。大人たちの気まぐれに付き合わされる子供たちの気持ちはどうなるの!?と言いたいところですが、それは映画の主題ではないので、ほとんど描かれていません。

「みんな、しっかりしてよ」と言いたくなる内容かもしれませんが、それは脚本家の腕が成せる技なのでしょうか、不思議とマギーやジョンに親しみを持ってしまいます。人生に空回りしているどこか憎めないキャラクターなのだと思います


男性との交際が半年以上続いたことがないから、結婚は諦めてシングルマザーになりたいというマギーの考えは非常に勇気がいることです。私も婚活難民だった頃、何度も自分の結婚を諦めましたが、結婚を通り越して子育てをするなんて私には考えも及びませんでした。日本ではあまりまだ浸透していないことなのかもしれませんね。

また前妻との子供を現在の妻が前妻と協力しながら面倒を見るということも日本ではあまりないのではないかと思います。


しかしながらニューヨークは断然東京よりも離婚率が高く、男女ともにマインドが非常に独立しているため、邪念などはなしにしてステップファミリーの関係を楽しんでいる人たちもいました。

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以前、ホームパーティーで知り合ったアメリカ人女性はまさにマギーと同じ状態だったのですが、「子供たちを夫婦2人で見るよりステップファミリーとしてそれぞれの再婚相手も含めて4人で見たほうが人数が多いし、意見も偏らなくていい」と言っていたのにはとても驚きました!発想の転換とはまさにこのことだと思いました。


所変われば家族観も変わるものですね。「こうあるべき」論を押し付けあうのではなく、お互いが心地よいと感じる関係性を作っていくことが大事なのだと思いました。


この映画の公開はまもなく終了しますが、20177月頃にDVDレンタルが開始されるそうです。


映画鑑賞後は夕食の食材を買い帰宅すると、うちにも大人になりきれない大人がいました(私も同じくなりきれていないのですが。笑)

最近コラムを読んでいてハッとしたことがあったのですが、以下の作家柴門ふみさんのお言葉に妙に納得してしまいました。


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<夫という人物は、冷蔵庫に残された食品材料であります。つまり、こちらの腕次第で、おいしくも不味くもなるのです。

欠点が目につき、どうしようもなく駄目な材料に思えても、手を加え調味料で味付けすれば立派な一品料理になります。>

<限られたものの中で工夫して、そしてより高いものを目指していく――これが結婚生活の技術ではないでしょうか。>


既に購入した食品(=夫)の特性を変えたり返品はできないので、それが持ちうる最大限の美味しさを引き出せるように料理(=家庭生活を送る上での技術を磨く)をするということが大事なのですね。

今朝の痴話喧嘩を思い出したのですが、小さいことにこだわりすぎないで旦那を引き立てないといけないと思いました。


間違っても私は旦那を「返品」したくはないので・・・(笑)


by kanagourmet | 2017-03-31 02:06 | 読書・映画鑑賞 | Comments(2)

軽井沢、家族愛に溢れた場所

3連休の日曜日は軽井沢にドライブに行ってきました。目的は結婚式場探しです!
私はなぜか結婚式に興味がないので、しなくてもいいかなと思っていたのですが、両親や友達からの強烈なススメがあり、やっと重い腰を上げることにしました。
全くこだわりがなかったのでなんでもいいと思っていたのですが、もし結婚式をやるなら自然いっぱいな環境の中、教会でやりたいと思いました。さらにその教会は結婚式として作られたイベント用のものではなく、伝統があって地域の教会として信仰や地域文化の中心として機能しているところがよいと思いました。
調べてみると該当するのは全国にある教会で1割以下だそうで、9割以上の「教会」というのは結婚式のイベント用として建てられたものだということがわかりました。

その数少ない中でここに行ってみたいと思ったのが軽井沢高原教会で、遠足も兼ねて行ってきました。
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冷蔵庫に残った食材で行楽弁当もどきを作り、朝5時に自宅を出発しました。久し振りに見る野山の光景はとても風光明媚で落ち着くもので、やっぱり都会もいいけれど時々こうして自然を見たいものだなと思いました。

軽井沢高原教会にインスピレーションを感じたきっかけというのが、時々電車内で見かける広告で、ものすごくいい言葉が書かれているんですよね。

例えば・・・
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これはまさに今の自分が昔の自分に贈りたい言葉でした。
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                          軽井沢高原教会公式ホームページより
教会はとてもこじんまりとしたシンプルな雰囲気ですが、とても温かみがあるもので、入ってみてすぐにここに決めようと思いました。
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教会のすぐ隣には牧師さんの執務室があり、そこには今までここで結婚式を挙げられた方々の写真が飾られていました。皆さんご自身で写真を置いていかれるそうです。
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ここは「戻ってこられる教会」というのもコンセプトにしているので、初心に帰る場所として毎年軽井沢に旅行して礼拝に参加したり、牧師さんとお話される方々も大勢いらっしゃるそうです。そして皆さんアルバムをここに置いており、1年ごとの家族の写真をここに貼られていきます。家族が増えて子供たちが大きくなっていき御夫婦がともに年齢を重ねていく様子が写っており、家族愛に溢れた場所でした。
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両親もご自身もここで結婚式を挙げられた方からのお礼のハガキなども大事に飾られていました。
昨日の軽井沢は外気が5℃ほどでしたが、私は感動からかなんだか体がぽかぽかとしてきました(^_^)ここは私たちが大切にしたいものが全て集まっている場所だと思いました。

旦那と二人で結婚式は絶対にここにしよう!と決めました。

教会の見学後には教会の隣にあるホテルブレストンコートにて開催中のウェディング試食会に参加しました。
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軽井沢で採れた素材を使ったフレンチなのですが、少量でもその美味しさから存在感があると思えるような逸品でした。
特に私たちが感動したのはデザートです。ホワイトチョコレートのババロアで、いちごのジェラートとビーツのジュレが添えられていました。非常にビビットな赤のデザートと春のお花のデコレーションがガラスの器に映えていました。
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デザートは味覚的にも視覚的にも特に力を入れられているようで、ウェディングの席ではデザートのケーキが主役とってもいいため、大変頼もしいと思いました。
私たちは超地味婚なのにもかかわらず、心のこもった大変心温まるウェディングを演出いただくこととなりました。

次はホテル内のサロンでウェディングドレスの試着です。
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スタッフの方にご案内頂きながらドレスを選ぶのですが、なんだか私は恐れ多くて試着することができませんでした(^_^;)太っていて恥ずかしいからかもしれません(笑)
まだ結婚式までには時間があるので、痩せてからゆっくり選びたいと思います!

そしてウェディングサロンをあとにして、2人で道の駅にて1週間分の食材を買い込んだあとは、星野リゾートが運営するハルニレテラスに行き、ウインドーショッピングなどを楽しみました。
もう夕暮れだからか、寒々しい雰囲気ですね・・・。
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そして軽井沢川上庵でお蕎麦をいただき、今日の遠足はお開きとなりました。
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軽井沢が私たちにとって「第二の場所」になったらいいと思いながら帰宅しました。

by kanagourmet | 2017-03-20 16:57 | 日常 | Comments(0)

TOEIC第218回(2017年3月12日実施)の感想

「いきなり婚な日々」、最初の投稿がTOEICについてです(早速ブログの趣旨から外れていますが・・・笑)
旦那からは「自分の好きなことをすればいいんじゃないの!?」と言われているので、色々なことにとらわれず、思いっきり自分の好きなことに打ち込もうかなと思いまして、まず手始めはTOEICからです!「自由に過ごしたい、好きなことだけやっていたい」なんて青い鳥症候群みたいなことを願望として抱いていたわけですが、実際そういう機会が訪れると、何から手をつけたらいいのかわからなくなるものだと思いました。

今回TOEICを受験するのは約1年ぶりでした。2016年5月から出題傾向が変わったので、新形式での受験は初めてになります。
受験終了後の感想としては超難しい!!ということで、試験中に途中退席したいと思うほどでした(´Д`)

私のTOEICの点数は大体900点台前半をウロウロしている感じで、独身の頃は合コン等でやむを得ず(笑)二日酔いでコンディションが悪いと800点台後半に落ち込むということもありました。(自身でアメリカ駐在していたので、本来なら満点近く取れないといけないとはわかっているのですが・・・)

新傾向の感想&TOEIC対策を書いていきたいと思います。
~リスニング編~
Part 1:写真描写問題→易
唯一解きやすいパートです。旧式では10問ありましたが6問に減っていました。

Part 2:応答問題→やや難
今までのように問答無用で解ける問題が減り、少しひねった問題も出てきて、消去法で答えざるを得ないものもちらほら出てきました。
例えば・・・
Women: Could you take these packages to the post office?
Men: A: I'll be free after my conference call.
B: They're packaged by the dozen.
C: I haven't received any mail.
文字で見れば回答は一目瞭然ですが、これがイギリス英語の発音だとアレレということになりがちです。今までの傾向であれば、YesかNoを表す文言が答えになってたと思います。

Part 3:会話問題→

旧形式からの変更点は①チャートや図を見て答える問題と、②従来の2人ではなく3人の会話文(これは13文出題されるうち1文程度)、さらに③話し手の意図を想定する問題も出てきました。

①は一つ聞き逃すともう答えられない問題もありましたし、問題文を聞き取れたあとはチャートや図を見て該当箇所を選択しなければいけません。

②3人の会話文は誰が誰だかわからなくなるのでは!?と思っていましたが、人が変わる時にはっきりとわかる会話が入っているのでこれはさほど大きな問題ではありませんでした。(例:受付がお客様からの電話を取って、社内の担当者に転送する場面等)

③の決まった問題文は”what does the women mean when she says, "×××"”です。問題文中の会話について何故その人がそう言うことを言ったのかと言うことを聞いています。文脈から推測ですね。


Part4: 説明文問題→やや難

ここでもチャートと図表を見て答える問題が2文出ています。特に新形式の問題の特徴として重要なのは、会議からの抜粋文が出題されることです。今までも時々出題されることはありましたが、定例化したことと、文章が長くなり、さらに図表も使って解かないといけないため、特にこの部分が難化していました。


~リーディング編~

Part5:短文穴埋め問題→易

ここは絶対に落としてはいけないパートです。語形を問う問題(動詞の形、名詞、形容詞等)が近年多くなってきていますよね。


Part6:長文穴埋め問題→標準

新形式では適切な短文挿入箇所を選択する問題が追加となりました。


Part7:長文読解→難

新形式ではトリプルパッセージの問題が3セット出題されます。そして各セットの文が長文化していて、ますます速読力が問われていることを実感しました。


単にTOEIC慣れしていても太刀打ちできない内容ですよね(^_^;)

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ところで、TOEICはどのように採点されているか皆さんご存知でしょうか。


受験のような絶対評価ではなくて相対評価で採点がされているのですが、まずは素点を標準偏差やその他統計学の手法に基づいて作られた換算点に置き換えて計算(具体的な方法は非公開)されています。正解率が高かった問題は配点比重を低く、正解率が低かった問題はその比重を高くしています。採点方法には心理学の専門家も関わっていると言われており、英語力が直接スコアに反映されるように非常に巧妙に作られているそうです。


興味深かったのが配点が0点問題があるということです!

受験者の回答を無作為に抽出してそれぞれの問題の正解率を分析して難易度に大きな差が出てしまった問題を悪問だったとし、採点から除外しているそうです。そのためいくつか間違っても満点の990点が取れることも十分ありうるのです。


これらの状況から私がこの近年実施しているTOEICの解き方があるのですが、それはリーディングセクションを後ろから解く!ということです。

正解率が低い問題で自分が正解すれば得点が高くなるという事実に基づけば、受験者の多くが時間が足りずに「塗り絵」となってしまうダブルパッセージを確実に全問正解すれば相当得点を稼げるはずです。ダブルパッセージもゆっくり慌てずに解けばそう難しくはありません。

ということで、リスニングパートが始まったら180問以降の問題をじっくり確実に解き、最後に一番簡単な文法問題を1問20秒ほどで解けばよいという結論に至り、数年間実施してきています。

集中力から言っても、2時間の試験時間の最後の方は厳しくなってくるため、そのときに一番配点が高く複雑なダブルパッセージを解くのはハードだと思います。


なんて小手先のテクニックを考える前に単語1つでも覚えたほうがいいかもしれませんが(^_^;)


TOEICにはスピーキングとライティングのテストもあり、毎月開催されているので、次回はこちらにトライしてみようかと思いました。


TOEICで久しぶりに頭をフル回転させたらすごく疲れてしまったので、帰りにはなみなみスパークリングワインを飲んで、一人でほろ酔いで帰宅しました♪


by kanagourmet | 2017-03-15 23:12 | 趣味・自己啓発 | Comments(0)

~嫁活日記③~愛することは決めること

嫁活日記、最後を飾る写真の舞台はマカオです!学生時代に雑誌でたまたま募集を見つけて応募したのがタナボタのはじまりで、マカオ観光局でトラベルライターのアルバイトをすることになり、マカオに1ヶ月滞在していました(^_^)女子大生や20代OLが好きそうな観光スポットを発掘して記事を書くということを担当していて、他の女子大生メンバーとマカオで楽しく過ごしていました♥ついこの前と思っていたけれど、気が付けばもう15年も前のお話(^_^;)

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大きな回り道ばかりしていたこの10年間の婚活を振り返って、結局のところ私は「恋とか愛とかって一体何だったんだろう」と思うようになりました。ドラマや映画の観過ぎからか恋愛をしたあとに結果として結婚があると思い込んでいたのですが、私の場合全く違っていたので、結婚が決まってから正直なところ拍子抜けしました。
「恋愛」という二字熟語は「明暗」みたいな反意語の組み合わせだと私は思います。日常に溢れている言葉で、恋と愛は境界線が曖昧で似たような意味に捉えられがちですが、私は対比するものだと思います。
私が考えるに、恋とは偶像崇拝です。対象者を偶像化し「きっとこういう人に違いない」等とかいつまんだ情報や事象を基に崇拝する(慕情を寄せる)ことを指します。お付き合いをしているというエクスクルーシブな状態であれば相手を理想化した非日常的な関係にも近いとも言えると思います。
対して愛とは恋から派生し昇華することもありますが、基本的には対峙する概念で互いが具現化されており唯一無二の存在であることを指すのだと思いました。恋が上手く愛や結婚に結びつかないということを悩むことは偶像化から具現化に移行する際、両者の溝が埋められないもしくは2人の関係が具現化するのにふさわしくはないということを指すのだと私は考えました。

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結婚準備のため1人暮らしの部屋を掃除していたら、「星の王子様」の作者として有名なサン・テグジュペリの本が出てきました。
久しぶりに開いてみるとそこには「愛とは、互いに見つめ合うことではない。ふたりが同じ方向を見つめることである」と書かれていました。それからしばらくずっと私は「恋愛とは一体何だったのか」と考えていたのですが、この言葉は私の紆余曲折した10年間の婚活で得た結論だと思いました。

そして今までを振り返ってみて恋は本当に必要なものだったのかということも考えてみたのですが、どうやら私には必要ないものだったようです。(身も蓋もないお話ですが。)
巷には「こうすればモテる!」といったモテテクで溢れていて、私は自分の非モテは相当昔から自覚していたので、克服するためにそういったものに敏感になり翻弄されていたと思いました。女子校だと恋バナが話題の中心で、「カレシがいないとダサい」みたいな風潮が多分にしてあったということも背景にあります。(私がコギャルコミュニティにいたということもありますが、笑)そして相手を偶像化し、自分の理想形を押し付け、恋の駆け引きという名目で恋人という名の人とお互いの気持ちを試すような仕掛けを意図的に作り、それに一喜一憂したりするのも自分の性格にすごく合わなかったなと思います。

旦那と私は現在結婚3ヶ月目で新婚とも言える状態なので、なんでもプラスに見えるのだと言われてしまえばそれまでですが、昨年秋に初めて会ったとは思えないような家族としての絆や愛みたいなものがあることが感じられ、ずっと昔から一緒にいたような気がします。
9年11ヶ月間の曖昧で闇雲な婚活、そして1ヶ月間の本気を出して人生を賭けて挑んだ婚活の結果として私が言えることは「恋は必ずしないといけないものではない」ということでした。

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恋はアクシデントのようにいきなり舞い込んでくるものとして「風邪のようなもの」と言われますが、旦那と出会い、いきなり愛情が芽生えて、一生を共にすると決めて感じたことは「愛するとは決めること」なのではないかと思いました。
何があっても一緒にいるということを決心して、相手を無条件に全て受け止めるという覚悟なのだと思います。
旦那が結婚する直前に「俺は2人の生活に命懸けだから」と言っていました。
(ちょっと重いかもしれないですが・・・(^_^;))

その時私はお互いの覚悟という本来形のないものが、目に見えたような気がしました。

入籍をした日に私たちの人生を変えるきっかけをくれた、結婚相談所にお礼のご挨拶に行きました。
今までこのブログに書いてきたことをカウンセラーの方にお話をしたら、感涙されていました。本当に心からどうもありがとうございました。ここの相談所は1人1人のカウンセラーの方が真心を持って悩める婚活者たちに救いの手を差し伸べてくれていました。私に運が開けたのもこの相談所に入会できたからだと思います。d0235123_00380534.jpg
私はそれまで自分の人生がガタガタ、少しでも希望が持ちたいと藁をも掴む思いで結婚相談所の扉を叩いたわけですが、その2ヶ月後には結婚しているなんて本当に思いませんでした。面談の時に「きっとあなたを受け止めてくれる男性に出会えますよ」と言われて、「そんなに人生は甘くないから」と内心思ったわけですが、結論としてタナボタ的に勝利の神様は私に微笑んでくれたのでした。

今までを振り返ってみて、今まで散々非モテで悩んできたし、「恋なんて自分には無駄なものだった」と書いてしまい、交際0日婚をしてみてから正直なところ今まで私はなんて遠回りしてきたのだろうと思いました。その間もっと他のことが出来たのにと大後悔しました。

しかしながら唯一たくさん悩んで回り道してよかったと思うことがあります。それは旦那のありがたみが物凄くわかるということです。
人はなんでも簡単に手に入れたものより自分が苦心してやっと手に入れたものに価値を見出す傾向にあります。
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例えばですが、お腹が空いていてたまたま通りかかったラーメン屋があり、とりあえずサクッと食べようと思い食べるラーメンと、数日前から行きたいとと思い、1時間並んでやっと食べられるラーメンでは同じラーメンでも美味しさが違うということです。
それと同じように私にとって婚活とは迷うことなく人生で一番大変だった出来事なわけですが、苦労なく出会い恋愛して結婚していたら何かあった時にふと「もしかしたらもっと他にいい人がいたかもしれない」「もっと他にやりたいこともあったのに・・・」等と思ったりするのではないかと思います。
けれど私は今旦那という男性が自分にとっていかに恵まれた相手だったのかを認識する毎日で、いくら喧嘩しても「自分にはこの人しかないない」と思います。出会っていきなり決心や覚悟を固められたのは今までの婚活での苦労があったからだとも言えます。なにしろ旦那は私にとって10年間並んでやっと食べられたラーメンなのですから(笑)

これをもちまして3ヶ月程度書き続けてきた私の婚活・嫁活日記は終わりになります。長々だらだらと書いてしまいましたが、お付き合いくださいましてどうもありがとうございました。
現在多くの方からコメントやメールをいただき、婚活のご相談や結婚相談所についてご質問を頂いております。
全部コメントするのにお時間がかかってしまうかもしれませんが、きちんとご連絡しますのでよろしくお願いいたします。

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そうそう、お伝えしようと思っていたのですが、まもなくブログのタイトルを「いきなり婚な日々」に変更したいと思います。
私はもし結婚することになったらブログを書くのをやめたほうがいいかなとずっと思っていました。というのも日常生活を話題にされるのが嫌な人もいると思うし、自分だけの問題ではなくなるからです。しかしながら旦那からはむしろブログは続けたほうがいいし、こっちを頑張れ!とまで言われている状態なので(笑)、これからはもっとパワーアップしたブログを書いていきたいと思います。
内容としては非モテだった交際0日婚晩婚夫婦の日常がメインで、あとは10年間の婚活を振り返り結婚生活で感じたことや日々考えている私の人生論や今頑張っている夢についても少しづつ書いていきたいと思います。そしてもう少し更新頻度も高めていきたいと思います。
もうネガティブな日記ではないので、ご賛同いただけた方にはこれからもご覧いただければ大変嬉しく思います。
皆様からコメントいただくのが非常に励みになっているので、今後ともお付き合いをどうぞよろしくお願い致します(^_^)

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by kanagourmet | 2017-03-11 01:18 | 婚活 | Comments(2)